
どーも小太りです。
今回は真面目な話です。
「あなたがいなくなっても世界は変わらないし、組織は回っていく」というお話。
僕は2年前に祖父を亡くし、その5ヶ月後に親戚の大叔父を亡くしました。
二人とも突然のことでした。
「意識不明で病院に搬送された」と連絡があり、急いで病院に向かいました。
集中治療室の中でたくさん管が通っている姿、心電図・脈拍がリアルタイムで映し出されるモニターを見て「本当にヤバい状態や、これが生死をさまようってことか」と肌で感じました。その後2時間ほどいて、翌日仕事もあるので家に帰りました。
翌日から仕事に行き、「普通に日常性に戻るのか」と驚きました。
何日かして、「容体が急変した」と連絡があり、病院に着いた頃には亡くなっていました。その後、通夜・葬式を執り行いました。
そんなことが1年に2回ありました。
正直に言うと、「こんなにあっさり人間の存在はなくなるるのか、生命ってあっけないんだな」と感じました。テレビで見ているような奇跡の復活劇もなく、本当にあっさりしていました。
人が亡くなって、通夜・葬儀をしている時は深い悲しみの中にいます。しかしその翌日からは普通に自分の日常生活に戻るのです。1か月もすれば、何もなかったかのように生活しています。たまに思い出したり、墓参りの回数が増えるぐらいです。
大切な人の存在がなくなっても自分の日常は変わらなかった。

話は変わりますが
前職の上司に業界でも有名なスーパー営業マン(以下Aさん)がいました。
取引先からは「御社はAさんがいるから安泰だね。」「Aさんについてけば間違いないよ。」「Aさんの言うことは何でも聞くよ」と大絶賛。
Aさんがいるだけで会社のイメージが良くなるぐらいの多大なる影響力を持っていました。営業部署に10年いるベテランで、「Aさんなしではやってけない。」「Aさんが抜けたら、その穴は誰も埋めれない。」と常々言われていました。とにかくスーパースターだったんです。
そんなAさんが人事により異動することになり、みんなが「Aさんがいなくなったらどうなるんだ、、、」と不安だらけでした。しかし蓋を開けてみると、Aさんの仕事を他の人に割り振っただけで、組織としては問題なく回っていました。営業部署だったので、売り上げの減少はあったのですが、それも「みんなが頑張ればなんとかなるだろう」と前向きに仕事していました。
異動した直後は「Aさんが抜けて大変だな」と言われたこともありましたが、3か月もするとそんな声もなくなりました。どんな影響力を持った人でも、徐々に忘れられるものです。
「スーパースターが抜けても、組織は回っている。」と驚きました。今思えば組織をしてはそれが正しい姿なんですけどね。
僕がいなくなっても世界は変わらないし、
組織は回っていくんだろうな
自分に近しい肉親が亡くなっても僕の日常は変わらなかったし、
業界で有名なスーパースターが異動しても組織はグルグルと回り続けました。
だったら、「影響力もない、ちっぽけな僕がいなくなっても世界は変わらないし、組織は回るんだろうな」と考えました。
この考え方は僕が仕事を辞める時に何度も自分自身を救ってくれました。
自分の仕事を放棄して会社を辞めたら、迷惑がかからないか不安だったのですが
「僕が辞めたとしても誰かに仕事が振り分けられ、会社は回っていく」と納得しました。突然の退社で引き継ぎが上手くできず、めちゃめちゃ怒られたのは内緒です。
あなたがいなくなってもその仕事は振り分けられ、組織はうまく回っていきます。
会社は歯車一つなくなってとしても、他の歯車の回転数を上げるか、新しい歯車を持ってくるだけで対応します。どんな凄い人材でもそうです。会社を辞めたいのに辞めれない理由が「自分が辞めたら担当している仕事で迷惑がかかる」の方!!
その仕事は残りの誰かがやってくれます。気にしなくてかいません。
組織はグルグルと回るんです。
人間はいつ亡くなるか分からないし、生命の終わりはマジであっけない。
明日あなたという存在がなくなるかも知れません。
悲しいですが、あなたの存在がなくなっても世界は変わらないし、日常は続いていきます。あなたがどんな行動を起こしても、たとえ失敗しても、誰も気にせず自分の日常を送ります。他人の目を気にしている暇なんかないですよね。
まとめ
さっさと好きなことしましょう。
他人は誰もあなたのことを気にしてません。
それにいつ人生の終わりが来るか分かりませんよ。結構あっさり来ますよ。
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