喘息(ぜんそく)が教えてくれたこと

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どーも!小太りです。

ぼくは24年間ずっと喘息を患っています。

 

今回は「喘息が教えてくれこと」について語ります。

 

 

 

ぼくは1歳の頃に小児喘息になりました。

そこからずっと喘息です。24年間も。。

喘息って呼吸できないし。咳は止まらないし。

ほんとに辛いんです。

 

 

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繰り返しになりますが「喘息は辛い」 

けど喘息が教えてくれたこともある。

 

①健康のありがたみを感じる

「スムーズに呼吸ができること」にありがたみを感じます。

発作地獄で苦しんでいる時と比べると世界が素晴らしく感じる。

 

発作時は呼吸するだけでしんどいです。

生きているだけで苦痛。

普通に呼吸ができるだけでも「晴れやかな気持ち」になります。

 

「病気になって健康のありがたみに気づいた」

なんてよく聞くことです。

しかし、自分が体感するので全く違います。

この経験から「自分の健康をないがしろにする行為」はしたくなくなった。

 

喘息持ちでタバコ吸う人はたくさんいる。

正直「なんでそんなことするの?」と激しい嫌悪感を覚えます。

 

 

②自分の体の危険信号になる

疲労や体調不良がきっかけで発作が出ることもある。

自分では「まだ動ける」と思っていても、

喘息の発作が出てストップになることがあります。

 

ぼくは大学入学時に遊びまくってました。

飲み会・カラオケで夜通し遊ぶ。

睡眠もろくに取らず自分の体を酷使して。

見かねた母が「あなたの体は他人よりも丈夫じゃない。

そんな無理して遊んでたら歪みが来る。」と一言。

ぼくは「まだ大丈夫」と無視して遊び続けた。

そして爆発。重度の発作が出ました。

母にはめちゃめちゃ怒られました。笑

 

喘息は自分の体のシグナルになる。

精神状態と体調は別物です。

「まだいける」と思ってても体が動かないことだってある。

ぼくは「発作が出たら、体が悲鳴をあげている」と認識して

休養を取るようにしています。どんなに精神的に余裕があっても。

まぁ極力発作が出ないようにはしていますが。

 

 

③親の愛をもらった

これは喘息のおかげです。笑

ぼくは3人兄弟(全て男)の次男。

長男は、末っ子は可愛がられますが

次男はおざなりになるのはよくあるパターンです。

子供は「親の愛情」に恐ろしいほど敏感。

 

ぼくは重度の小児喘息だったので

いつも母親に世話してもらっていました。

今振り返ると必死に世話してくれることで愛情をもらっていた。

「親の愛情不足」を感じたことは全くない。

 

喘息はとにかく辛くて辛くて、

「なんで喘息なんかにかかったのだろう」と自分の身を恨んだこともありました。

でも喘息のおかげで愛をたくさんもらった。不思議なことです。笑

 

まとめ

喘息の発作はメチャクチャ辛いです。

それは今も変わっていない。

でも、喘息のおかげで気づいたこともあります。

 

読者の中にも持病をお持ちのかたもいらっしゃるでしょう。

そんな方は病気が自分にもたらした良い面を見て欲しい。

そうすることで「持病を持っている自分」を少しは肯定できますから。

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