【本レビュー】思考力足りてますか? ライフネット生命社長の「思考軸」を使ってみよう。

f:id:kobutorisinsi:20161012173222j:plain

どーも!ポジティブロガー小太りです。

 

「思考力をつけたい」

「とっさの判断力を養いたい」

と悩んでいる人はいませんか?

 

今回はそんな人にオススメの本を紹介。

 

ライフネット生命社長”出口治明さん”

「”思考軸”をつくれ。あの人が”瞬時の判断”を誤らない理由」 

 

 

 

 

 

作者:出口治春さんとは?

f:id:kobutorisinsi:20161012164520j:plain

日本初のネット型生命保険

「ライフネット生命」の社長

 

出口さんは長年勤めた日本生命保険を辞め、

ライフネット生命を立ち上げ。

しかも辞めたのは60歳の時、

普通なら定年退職する歳ですよ。

 

ライフネット生命の立ち上げは

話を聞いて、直感で即決したそうです。

かかった時間はたったの”1時間”

とんでもない決断力です。

 

出口さんの決断力を支える

のは「思考軸」です。

普通の人とは違う方法で思考する。

 

この本では独自の「思考軸」を 詳しく説明。

その中でも気になったポイントを3つ紹介します。

①直感は”高度なロジカルシンキング”である

直感というのは、その計算のプロセスを自分でも意識できないほどのスピードで「脳をフル回転させて得たアウトプット」であり、言語化はできなくても、単に直情的に行動するのとはまったく違う性格のものなのです。

 

「直感」と聞くと「ただの感覚」というイメージを抱きがちです。

しかし、出口さんは「直感」=「高度なロジカルシンキング」と考えている。

 

「直感」とは、自分の中に蓄積された「経験・知識」を元に

頭が高速回転し、答えを導き出すことです。

蓄積量が増えれば、直感の精度も上がっていく。

 

「インプット量を増やして、直感の精度を上げる。

 そして、”直感”も使いながら判断を下す。」

これが出口式決断術です。

 

出口さんはそのために膨大な本を読み

毎日違う人と晩御飯を食べたそうです

新たな知識・経験を貪欲に欲しがり行動している。

 

だからこそ、「ライフネット生命」立ち上げも

「直感」で即決できたんですね。

 

 

②思考軸は「タテ・ヨコ」の二つの視点を使え

「昔の人はどうやって乗り越えてきたのだろう」というタテ思考、「ほかの国ではどのようになっているのか」というヨコ思考。思考をタテに掘り、ヨコに広げていくことが、自分なりの軸を築き、磨き上げるもっとも確実な方法です。

 

出口さんは思考する際に「2つの軸」を意識します。

 

1つ目は「歴史」を見るタテの軸

2つ目は「外国」を見るヨコの軸

 

物事には「比較対象」がないと「個性」が分かりません。

 

ぼくは高知県出身です。

東京に出て、初めて高知産の食べ物の美味しさに気づきました。

東京で食べるご飯はどれもマズかった。笑

 

「高知の食べ物は美味しい」

とよく言われますが、県外に出て初めて実感した。

 

 

これは些細な例ですが、

「比較」→「個性」の思考法を使っている。

 

「高知⇄東京」という比較を

「高知⇄中国」(ヨコ思考)

「高知⇄江戸時代の日本」(タテ思考)

と拡大して考えることで

さらに深堀して考えることができる。

 

 

③何かを変える時は「意識」ではなく「行動」を変えろ

何かを変えたいときに注力すべきは「意識」ではなく「行動」です。言い換えれば、適切な行動を起こさせるような「しくみ」が必要なのです。

 

「行動」のみが真実です。

どんなに素晴らしいアイデアを持っていても

実現させなければただの妄想に過ぎません。

 

ダイエットにしても

「明日から痩せるぞ!」という決意ではダメ。

痩せるための行動を起こす必要があります。

 

「明日から痩せる」(意識)

 ⬇︎

「運動量を増やす」

 ⬇︎

「ランニングをしよう」

 ⬇︎

「継続する為に、

 良いランニングシューズを買う」(行動)

 

「◯◯をする!」という意識を

どこまで分解して「行動」に落とし込めるのか。

そこがポイントになります。

 

そして「その行動が適切に起こせる仕組み」が必要。

人間は楽をする生き物ですから

そのままだと何も行動を起こさなくなります。

 

毎日ランニングをするなら

高級ランニングシューズを買い

「走らないともったいない」

と思う状況に自分を追い込む方法もあります。

 

「仕組み」が「いかに自分に適しているのか」も大事

自分のモチベーションが上がるポイントを押さえて

行動する仕組みを構築しましょう。

 

まとめ

f:id:kobutorisinsi:20161011173545j:plain

 簡潔にまとめられており

サクッと読める1冊ですね。

 

どの「自己啓発本・ビジネス本」でも

「とにかく行動」のフレーズが出てくる。

それだけ重要なことなんですね。

 

 

では!レッツ!ポジティブログ!

スポンサードリンク

関連記事はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です