どーも!小太りです。
ぼくは元々、テレビ局で営業をやっていました。
東京で勤務しており、「電通」とガッツリ仕事していました。
てか、毎日電通に通ってましたw
電通は独自の文化が強すぎて、いつも違和感を感じていました。
最終的についていけなくなって
退職するに至りましたww
今回は「電通と一緒に仕事をして感じた”7つ”の狂った常識」を紹介。
目次
①異常な働き方をしている
遅くまでの残業は当たり前で、深夜の呼び出しも日常茶飯事です。
ぼくが見た中で一番酷かったのが、「23時」にかかって来た呼び出しの電話。
その方は会社に帰って、「28時」まで仕事をしていたそうです。
結局精神を病んで辞めてしまいましたが、、、
最近話題になった”過労死”もそうですが、「月100時間を超える残業」などの狂った働き方をしています。
そして、それがスタンダードです。
実際、会社で寝泊まりしてる人も数多く見てきました。
ちなみに、広告代理店の営業は ”早死にする職業1位”です。
”納得”の感情しかありません。
②週5で”飲み会”
広告業界はとにかく”飲み会”が好きです。
来る日も来る日も「接待」をしており、関係性を作る手段の9割が「飲み会」です。
ぼくはテレビ局営業だったので、代理店の”テレビ担当”とひたすら飲み会をしていました。
多い時は週5で飲み会が入っていましたww
日中も、常にアルコールが残っている状態です。
まともに仕事ができるはずもありません。
日中は会議室で寝て、体力を回復していましたw
意味不明な状況ですよね。
飲み会での厳しいマナー
広告業界での”飲み会”はただの”懇親”ではありません。
「どれだけマナーを守れているのか?」を厳しく審査される場です。
しかも”マナー自体”が狂ってるんですよww
- 先輩より先に上着を脱いではいけない
- 先輩より先に箸を割ってはいけない
- 先輩のグラスを空にしてはならない
- 幹事は2次会の候補を準備して、スムーズに誘導しなければならない
- 若手は沢山お酒を飲まなければならない
- カラオケでは若手は最初に盛り上げる曲を歌わなければならない
- 曲が途切れないように、次の曲を入れ続ければならない
上記はほんの一部です。
思い出すだけでも気分が悪くなります。
「飲んだ酒の量=がんばり度合い」として認識されます。
多く飲める程、偉いんですよ。狂ってるでしょ?
”業務”が飲み会に圧迫される
”深夜まで残業するのが当たり前”な仕事量の中で、飲み会を無理やり詰め込みます。
業務が終わるはずもありません。
代理店の人は、飲み会が終わって会社に戻り、ベロベロに酔った状態で仕事をするんです。
終わるわけないし、効率が悪すぎると思いませんか?
そして、深夜を超えても残業をして、次の日も”飲み会”が待ち構えている。
それを退職するまで、長年ずっと繰り返すんです。
考えただけでもゾッとしますが、それがスタンダードなんです!!
③若手は借金をしている
広告マンは”派手な生活”をしたがります。
「いいスーツを着て、いい車に乗り、いい場所に住む」
こんな古い価値観を持っています。
ぼくの知っている広告マンは皆、100万以上する高級時計をつけていました。
ステータスを求めて高価な物を買い漁り、毎日飲み会で散財する。
いくら高給取りでもお金が足りなくなります。
金欠になると、会社に借金をします。
ドカッと給料の前借りをして、毎月分割で支払う形式ですね。
ぼくの知っている広告マンでも、会社に借金がある人が多数いました。
一回給料明細見せてもらいましたが、借金返済の為に、がっつり天引きされてました。
④プライドだけで生きている
電通マンは「狂っていること」に気づいていますが、「電通」であることを盲信して、馬車馬のように働きます。
疑問を持って、立ち止まってしまうと、2度と追いつけなくなってしまうからです。
膨大な業務量をこなし、毎日深夜まで仕事をする電通マンを支えるのは、「俺は”電通マンだ!”」というプライドだけです。
ことあるごとに「俺たちは電通だ!」「俺たちはNo.1だ!」といって自分を鼓舞しています。
そうしなければ、壊れてしまうからです。
⑤常軌を逸した上下関係
広告業界は「年次社会」です。
年次とは、”入社した年”を意味しています。
芸人の芸暦と同じシステムだと思ってください。
一つでも”年次”が上だと「先輩」になり、逆らってはいけないし、絶対服従です。
調子に乗って先輩をイジろうとしたら、ボコボコにされますww
「年次は海より深い」を合言葉に、上下関係を強要されます。
「年次を無視するとどうなるか分かってるな?」という圧力があるんですよ!
「誰が何年に入社したか」がまとめられた”年次表”もありましたww
ぼくは「年次システム」が一番辛かったな。
カスみたいな先輩に命令され、ちょっとでも反抗したらボコボコです。
上下関係が少しでも嫌いな人が、広告業界に入ってはいけません。
マジで後悔しますよ。
⑥机に「根性叩き直し棒」が設置されている
これは本当に衝撃でしたww
電通マンの机に1メートルぐらいの木の棒があり、よく見ると「根性叩き直し棒」と書いてました。
要するに、その棒でぶっ叩くんですよ。
座禅の時にお坊さんが持ってる”警策”みたいな感じで、肩を「パンッ!」って叩きます。
普通に暴力ですからねw
他社の人も来るのに、堂々とデスクに置かれている神経に驚きました。
それぐらい暴力は”指導”として容認されてるんでしょう。
⑦狂った文化が継承されていく
人間は環境に左右される生き物です。
最初は「違和感」を感じていた人も、徐々に「電通色」に染まっていきます。
上の世代が古い価値観なのは理解できますが、ぼくと同じぐらいの20代もどんどん狂っていました。
疑問を持つことをやめ、自らを洗脳します。
狂った文化を”スタンダード”として、受け入れる。
そうした方が”楽”なんですが、人としては”終わり”です。
身の回りにどんどん感染者が増えていくのは、恐怖でしかありませんでした。
最初は優しかった先輩が、狂っていき後輩をイジめているのを見たときに「ここにいたらおかしくなる!」と感じました。
まとめ:電通だけはやめておけ
電通の実情を知っている人は「身内が電通に行きたいと言ったら全力で止める」といいます。
本当に壊れてしまうから。
電通に勤務している人は壊れてしまう前に辞めましょう。
がんばって働いても、借金できて、心身がおかしくなります。
電通に入社できるぐらいの実力があるなら、どこに行っても大丈夫です。なんとかなります。
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興味深く読ませていただきました。
営業以外、例えばクリエイティブのほうもそのような感じなのでしょうか?
教えていただければ幸いです。
僕は営業の人しか関わったことありませんが、クリエイティブのことはあまり分からないです。。
ただ、電通の社風として、記事のようなことがあるのは事実ですね。
親が電通だけど、飲み会多いのはまじでわかる。
でもやめたらその人はそれまでしか能力がなかったってことじゃない?向き不向きはあるだろうけどもね。
とりあえず親がお金もらえてりゃなんでもいーよって思う。
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[…] その他にも個人ブログで記事を書き、2日で2.3万PVのバズを起こしました。 […]