オリジナルビールを作った小太りが教える「クラフトビールの種類とオススメ」

どーも小太りです。

ぼくはオリジナルビールを作ったり、30軒以上のビアバーを飲み歩いたり、合計50種以上のクラフトビールを飲んだり、「とにかくクラフトビール」が大好きです。

実はクラフトビールって市場が増えていて、密かにブームが来ているのですが、認知度も低く触れる機会が圧倒的に少ない!

「クラフトビールに興味はあるけど、何を飲めばいいの?」

「クラフトビールってどこで購入できるの?」

「クラフトビール飲むぐらいなら普通のビール飲むよ」

という人もいるでしょう。

ぶっちゃけるとマニアックなイメージがあり「クラフトビールってよく分からない」と感じる人もいるはず。

しかしクラフトビールはコンビニに手軽に購入でき、「初心者はこれがオススメ」というクラフトビールもあります!

そこで本記事ではクラフトビール大好きなぼくが「基礎知識・種類(ビアスタイル)・オススメの1本」まで詳しく紹介していきます。

「クラフトビールに興味はあるけど、飲んだことない」という人は、ぜひ参考にしてみてください!

⇨『先にクラフトビールの種類・オススメを知りたい方はこちら』

クラフトビールとは?

そもそもクラフトビールは「小規模で手作りのビール」を意味しています。

定義がハッキリしておらず「大手ではないビール」だと思ってください。

種類特徴商品名
クラフトビール小規模で手作りのビールよなよなエール など
ビール(一般的な)大手企業が作るビールアサヒスーパードライなど
地ビールご当地のお土産ビール九十九里オーシャンビール(千葉)

例えば、みなさんが普段居酒屋で飲んでいたり、テレビCMで目にするようなビールが今回の「クラフトビール」ではありません

細かい説明をすると「地ビール」というジャンルのビールもあり、これは「ご当地ビール」を意味しています。

地ビールとクラフトビールは似ていますが、 地ビールはあくまでも「その地域で作られているお土産ビール」なので、クラフトビールとは異なるんですね。

あと地ビールはクオリティが低く、正直「美味しい」とは思えないもの多いでしょう。

今回取り扱うのは1つめの「小規模で手作りのビール」であるクラフトビールです。

クラフトビールは大きく分けて2つ

「クラフトビールって何があるかよく分からない」という人もいるでしょう。

クラフトビールは多くのビアスタイル(種類)がありますが、大きく分けると下記の2つになります。

種類特徴
上面発酵(エール)酵母がタンク上部で発酵するまろやかでコクがある
下面発酵(ラガー)酵母がタンク下部で発酵するスッキリ軽やか

ラガーとエールの違いは「酵母がタンクの上部or下部で発酵するか」どうか。

おいおい酵母ってなんだよ」という人もいると思います。いきなり酵母とか言われても分かりづらいですよね。

酵母とはビールの原料となる「麦汁」からアルコール成分を引き出してくれるもの

 

酵母がないとビールのアルコールが発生しないし、シュワシュワとした炭酸も生まれません。

ここでは「ビールを作るときにアルコールを引き出すアイテム」だと覚えておきましょう。

 

そしてビールを作る時に酵母が上にくるか、下に固まるかの2種類があります。

ビールはタンクで作られますが、種類によって上面か下面に酵母が集まるかが異なるんですね。

繰り返しにはなりますが、ラガーは酵母が下にきて、エールは酵母が上に集まります。

日本で飲まれているビールの多くは「ラガー」なんですよね。

この辺は覚える必要がないので「クラフトビールは大きく2つあるんだ」と分かってくれると嬉しいです。笑

日本では1種類しか飲まれない理由

クラフトビールってメチャメチャ多くの種類があるんですが、日本ではたった1種類(ピルスナー)しか飲まれていません。

例えば映画のジャンルって膨大にあるけど、日本ではホラーしか見られてないような状況です。

本当に映画の面白さっていろんなジャンルがあり、いろんなテーマの作品があることなのに、1つしか見てないとかもったいないですよね?

それが日本のビール市場に起きてるんですよ!!!!

 

では、なぜ日本では1つのスタイルしか飲まれてないのでしょうか?

主な理由は下記の2つになります。

  1. 大手が市場のシェアを取っているから
  2. アジアではピルスナーが好まれる
まず1つ目の理由は「キリン・アサヒ・サントリー・サッポロ」といった大手がビール市場のシェアを取っているからです。

大きくシェアを取っている大手4社がピルスナーしか作らないので、みなさんの身の回りに豊富な種類のビールがないのは当然ですね。

ちなみにビール市場におけるクラフトビールのシェアは全体の1%しかありません。悲しみ。

 

次に2つ目の理由は「アジア圏ではピルスナーが好まれるから」です。

アジア圏では熱帯に属する気候が多いため、キンキンに冷やしてゴクゴクのど越しを楽しむビールが愛飲されています。

ピルスナーはキンキンに冷やして飲む系ビールなので、日本でもたくさん飲まれているんですね。

単純に地理的な理由ということ。

クラフトビールはコンビニでも購入できる

クラフトビールを飲みたいと思っても、スーパーにも売ってないし、居酒屋にもなかなか置いてないです。

クラフトビールを飲むには専門店に行くしかないの?」と思っている人もいるでしょう。

実はンビニのローソンに行けば、簡単にクラフトビールを購入することができます。

ローソンはクラフトビールの中で有名な「よなよなエール」や「水曜日のネコ」などを取り扱っています。

なので「ちょっとクラフトビールを飲んでみたい」という人は、ローソンがオススメ!

飲んでみて美味しかったら、近くにあるビアバーに足を運んで本格的に楽しんでみましょう!

クラフトビールの種類&オススメ

ここからは代表的なクラフトビールの種類・特徴・オススメの銘柄を紹介していきます。

全部で9個紹介するので、気になるビールがひとつはあるはず!笑

  1. ペールエール
  2. IPA
  3. ホワイトエール
  4. ピルスナー
  5. ポーター&スタウト
  6. ヴァイツェン
  7. セゾン
  8. ランビック
  9. バーレーワイン

「飲みやすさ・苦味」で分布図を作っているので、気になる種類があれば、下記の図を参照してください。

では詳しく説明していきましょう!

①ペールエール

項目特徴
バランス良い
苦味かなり弱め
飲み口あっさり
香りフルーティー

ペールエールはイギリス生まれのビールです。

特徴はバランスの良さで、クラフトビールの入門編としてオススメ!

フルーティーな香りを持ちつつ、そこまで苦味がないため、普段ビールを飲まない人でも楽しむことができるでしょう。

日本のクラフトビールの中で知名度のある「よなよなエール」もペールエールに属します。

 

ペールエールの中でオススメなのは「キャプテンクロウ」ですね。

キャプテンクロウは長野で作られているクラフトビールで、めっちゃフルーティー!!

数あるペールエールの中でも群を抜いて「飲みやすい」ビールだと思います。

ぼくは近所のイオンで発見したので、おそらく酒の種類が豊富なイオンには置いてあるはず。

 

 

②IPA(オススメ)

項目特徴
ジューシー
苦味強め
飲み口あっさり
香り柑橘系

IPAはそのまま英語で「アイピーエー」と読みます。

IPAは「インディアンペールエール」の頭文字を取ったもので、インドを領地にしているイギリス人が美味しいビールを飲むために生まれたビアスタイルですね。

ビールにはホップという「苦味・香り」をつけるための植物が使われているのですが、IPAはホップの量が他のスタイルに比べて段違いに使われており、圧倒的な香りの良さを誇ります。

元々イギリスからインドにかけてビールを運ぶときに、長時間運んでもビールの鮮度が落ちないように「防腐剤」として大量のホップを入れたことが起源。

 

そして、クラフトビールを飲むならIPAが圧倒的にオススメです!

なぜなら普段ピルスナーしか飲んでない日本人にとっては、あまりにも違う味すぎて衝撃を受けるからですね。笑

IPAの特徴は大量のホップにより、クセになる苦味&フルーティーな香りを楽しめることでしょう。

ぼくは元々ビールが苦手だったのですが、IPAを飲んで「こんなにフルーティーでパンチのあるビールがあるのか!」と驚きました。

 

IPAを飲むなら「PUNK IPA」を飲んでください!

PUNK IPAはスコットランドの会社が作っているビールで、通常の40倍のホップが使用されています。

元々「ビールの常識を打ち破る」というパンクな精神から作られたビールで、最初は採算度外視で作られたとのこと。

今では世界で愛される大人気のビールになっています。

特徴はなんといっても、ほどよい苦味とグレープフルーツのような香り!!

多くの人をクラフトビールの世界に誘った伝説的なビールなので、ぜひ飲んで欲しいです!

 

 

③ホワイトエール(オススメ)

項目特徴
小麦のまろやかな味
苦味弱め
飲み口まろやか
香りさわやかな酸味

ホワイトエールはベルギー生まれのビールです。

小麦を原料としており、見た目が白く濁っていることから「ホワイトエール」と呼ばれています。

特徴は飲み口のまろやかさで、ビールが苦手な女性にも人気のビアスタイル。

オレンジピールやコリンアンダーシードというスパイスなども入っており、より複雑な味を楽しむこともできます。

ぼくは元々ビールが苦手でしたが、最初はホワイトエールを飲むようになり徐々にクラフトビールにハマっていきました。

それぐらい「誰でも飲みやすいと感じる」ような優しいビアスタイルだといえるでしょう。

 

オススメは「常陸野(ひたちの)ネストビール・ホワイトエール」ですね。

ネストビールは茨城県にある「木内酒造」という酒蔵で作られている国内のクラフトビールです。

ネストビールのホワイトエールは非常に品質が高く、アメリカで開かれるワールドビアカップではハーブ&スパイス部門で金賞を受賞したことも。

ぼくの何度が飲んだことがありますが、ホワイトエールのまろやかさが際立ちながらも飲みさすさの高いビールでした。

 

 

④ピルスナー

項目特徴
苦味普通
飲み口スッキリ
香り麦の香り

ピルスナーはチェコ・ドイツで生まれたビアスタイルです。

世界で最も飲まれているスタイルで、消費されているビアスタイルの70%はピルスナー!これは驚きですね!

日本でもピルスナーは愛されており、みなさんが普段飲んでいるビールは99%ぐらいピルスナーなんですよ。笑

 

ピルスナーの特徴はほどよい苦味とアッサリとして飲み口でしょう。

キンキンに冷やして一気に流し込み、喉ごしを楽しむというのが日本流の楽しみ方ですね。

 

オススメは「ブドヴァイゼル ブドバー」です。

ブドヴァイゼル ブドバーはチェコで作られているビールで、あの有名な「バドワイザー」の元になっとも言われています。

国際モンドセレクションで金賞を受賞したこともあるビールですね。

味は麦やホップが主張しつつもバランスの取れたものになっています。

 

 

⑤ポーター&スタウト

項目特徴
まろやかで味わい深い
苦味普通
飲み口濃厚
香り焙煎

ポーターはイギリス、スタウトはアイルランドで生まれたビアスタイルです。

なぜ一緒に紹介しているかというと、ポーターを元に特徴を強めて作られたのがスタウトだからですね。

厳密にいうと違い種類ではありますが、ざっくり分けると同じジャンルになるので一緒に紹介しました。

 

ポーター&スタウトの特徴は真っ黒な色と焙煎したような香りでしょう。

ビールによって「コーヒー」と称されるものもあり、ビールの多様性を感じさせてくれるスタイルですね。

 

オススメは「箕面ビール スタウト」ですね。

箕面ビールは大阪にあるビール会社で、クラフトビール界では圧倒的な人気を誇ります。

箕面ビールのスタウトはしっかりと甘みがありつつ、スカッとしたドライな後味なので「普段ピルスナーばかり飲んでいるけど、他のビールにも挑戦したい」という人にオススメ!

2014年のワールドビールアワードのドライスタウト部門で金賞を受賞しており、世界的にも求められたスタウトだといえるでしょう。

 

 

⑥ヴァイツェン

項目特徴
小麦の風味
苦味弱い
飲み口まろやか
香りバナナ

ヴァイツェンはドイツ生まれの小麦のビールです。

小麦が原材料の50%以上使用されているビールで、他のビールに比べて「小麦の風味・まろさかや」が段違いですね。

小麦にはタンパク質が多く含まれているため、ヴァイツェンはモコモコした泡がたくさん出るという特徴があります。笑

さらに「バナナ・バニラ」とも言われるような甘い香りも特徴でしょう。

普段辛口のピルスナーばかり飲んでいる日本人からしたら「え?なにこれ?バナナオレ?」というギャップを感じると思います。

特に「普段ビールを飲まない人」や「苦いお酒が嫌いな人」にこそ、チャレンジして欲しいビアスタイル!

 

オススメは「富士桜高原麦酒 ヴァイツェン」ですね。

富士桜高原麦酒は山梨にあるビール会社で、数あるビールの中でもヴァイツェンは圧倒的に有名!!

六本木に直営店があり、お店でヴァイツェンを飲んだのですが、めっちゃ美味しかったです。

普段ビールを飲まないような人と一緒に行ったのですが、その人たちも「美味しい!」と飲んでいました。

個人的にかなりオススメのビールなので、ぜひ飲んで欲しいですね!

 

 

⑦セゾン

項目特徴
苦味やや強い
飲み口アッサリ
香り爽やかなホップの香り

セゾンはベルギー生まれのビールで、季節労働者が農作業中に水分補給するために作られたもの。

ちなみにセゾンはフランス語で「季節」を意味しています。

セゾンの特徴は「麦のクリーミーな味・ホップの苦味が程よく効いている」というポイントですね。

ホップの苦味が効いている理由は「ビールを冬に仕込み、次のシーズンの夏まで保たせるため」に大量のホップが使われているから。

ホワイトエールとペールエールの中間に位置するようなビールですね。

 

オススメは「僕ビール、君ビール。

変わった名前ですが「よなよなエール」などを作っているヤッホーブルーイングのビールで、ローソン限定で購入することができます。

「僕ビール、君ビール。」はホップの苦みは残しつつ、柑橘やトロピカルな香りが特徴のホップを加え、飲みやすいビールといえるでしょう。

ぼくも初めて飲んだ時に「ああ、これはメッチャ美味しいやつや・・」と感じました。コンビニで販売しているので、手軽にゲットできるのも嬉しいポイントですね。

 

⑧ランビック

項目特徴
酸味が強い
苦味弱い
飲み口複雑
香りヨーグルト

ランビックはベルギー生まれの個性的なビールです。

まずランビックの製造過程が独特で「自然発酵」といわれる方法で作られています。

冒頭では「クラフトビールはエールとラガーの2種類に分けられる」といいましたが、例外として3つ目の「自然発酵」で作られているのがランビックなんですね。

ランビックは「野生酵母」といわれる自然中にある酵母を作うため、環境が非常に大切になります。

少しバランスが変わるだけで、野生酵母がいなくなってしまうこともあるため、とても繊細なビールだといえるでしょう。

 

気になる味の方は、とにかく酸味が強いです!笑

香りはヨーグルトのような「乳製品」っぽく、酸味が強いので「あれ?飲むヨーグルトだっけ?」と勘違いしそうになります。

割と個性的な味なので「ビールの多様性に触れたい」という人にオススメでしょう。

 

ランビックを飲むなら「ブーン・グーズ」がいいですね。

ブーン・グーズは比較的酸味が少なく「ランビックに挑戦してみたい」という人にもオススメ!

香りもよくハーブ、パイン、オレンジのようなフルーティさを感じるでしょう。

 

 

⑨バーレーワイン

項目特徴
まるでワイン
苦味弱い
飲み口まるでワイン
香りまるでワイン

バーレーワインはイギリスで生まれたビールスタイル。

ワインを作るためのブドウを栽培ができなかったイギリスが、アルコール度数の高いビールを作ったのが起源です。

樽で長時間熟成されているため、アルコール度数が高いのが特徴ですね。

ぼくは一度バーレーワインを飲んだことがありますが、普通にワインでした。笑

いろんなクラフトビールを飲み尽くして、最終的にバーレーワインにたどり着く人もいるようです。

 

オススメは「サンクトガーレン エル ディアブロ」でしょう。

サンクトガーレンは神奈川にあるビール会社で、エルディアブロ以外にも様々なスタイルのビールを作っています。

エルディアブロは濃厚でとろりとした口当たりを楽しむことができます。

さらにホップを通常よりも多く使用しているため「クセになる苦味・フルーティーな香り」も味わうことができ、まさにクラフトビールっぽいバーレーワインだといえるでしょう。

 

まとめ

本記事ではクラフトビールの種類やオススメについて解説しました。

クラフトビールとは「小規模で手作り生産されているビール」のことを指します。

日本では大手ビールが市場の99%のシェアを獲得しているため、なかなかクラフトビールに出会うタイミングはありません。

ただクラフトビールとは奥が深く、自分の好きなビールを探し求めるのは「宝探し」みたいで楽しいものです。

 

本記事で紹介したビールのスタイルは下記の9つになります。

  1. ペールエール
  2. IPA
  3. ホワイトエール
  4. ピルスナー
  5. ポーター&スタウト
  6. ヴァイツェン
  7. セゾン
  8. ランビック
  9. バーレーワイン
この記事を読んで「ちょっとクラフトビール飲んでみたい」と思った方は、ぜひオススメしたビールを試してみてください。

「結局どれ飲めばいいの分からない」という人がいたら、下記で紹介しているPUNK IPAがオススメです。

 

 

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