夢を叶えた先には絶望が待っていた

どーも小太りです。

この記事を書いているのが2018年12月30日で、今年も終わろうとしています。

せっかくなので今年1年を振り返ってみたいと思います。

今年を漢字で表すとするなら「屍(しかばね)」

2年前ぐらいの目標だった「自由な生活&恵まれた人間関係&十分な収入」を達成したのですが、普通に退屈でした。

「もういっそ人生終わった方がいいのでは?」と絶望してました。

まあいろいろあった屍状態を乗り越えて「人生がんばってみるかタイム」に入ってので、どんな変遷を辿ったのかを書いていきます。

ぼくみたいに「みんなやりたいこと見つけろ!没頭しろ!とかいうけど、自分はやりたいことがないから、どうしていいか分からない」って人の参考になれば嬉しいな。

生活に満足したぼくが「やりたいこと」がなくなった

2018年の7~8月あたりに、ブログの収益が20万突破しました。

欲しいものが気にせず買えるようになり、生きていくのに充分なお金をゲットできるようになりました。

貧乏フリーランスの時期と比較すると4倍近いお金が入ってくるようなったので、最初は「オッシャー!!!これで幸せだ!」と勘違いしてました、ドンマイおれ。

や以前から欲しかったリュックとかiPadを購入して、ほとんど欲しいものがなくなったんですね。

普通に生きていればお金は入ってくるし、欲しいものないし、やりたいことない(野心とか元々ない方)し・・・退屈でした。

ブラック企業で消耗していた時に渇望していたものが全て手に入りました。

周りの人間関係にも恵まれて、仕事も不自由なく、生活スコアがあるなら余裕で90点は出てるでしょう。

ただ、ひたすらに退屈なんです。いろんなことに手を出してはやめて、やりたいことなどなくて。

「あれ?望むものを手に入れたはずなのに、おれの人生って楽しくねーじゃん」と悲しくなりました。普通に泣きました。

屍状態がとても辛かった

「やりたいことがなくて生きてても楽しくない=屍状態」はとても辛かったです。

大好きだった読書もあまり興味を持てなくなって、頭を使わずに読めるようなマンガばかり読んでました。

ある時にビール飲んで酔っ払って、泣いてしまった。

「人生が退屈すぎてやばい、これ以上生きても絶望しかねーわ」と。

ぼくの人生がRPGのゲームなら、多分電源切ってたと思います。

必死にいろいろ模索はしました。

めっちゃお金稼いでる人に会って「人生のモチベーションありますか?」と恥ずかしげもなく質問をぶつけたり。

やりたいことリストを出して、無理やり「やりたいこと」を絞り出したりとか。本当はやりたいことなどないくせに。

自分と向き合い・振り返ってみた

屍状態を脱するために実行した施策はあまり効果がなく、余計に「どうすればいいんだ・・」と泥沼にハマっていきました。

ただ生活は楽しいし、ぼく自身落ち込むタイプではないので、全然普通ではありましたが。

なんか生活全体がぬるま湯に使ってるみたいで、触れるもの全体の鮮度が低いんですよね。

おやすみプンプンっていうマンガの登場人物で「人生をそつなくこなしすぎて、退屈で頭がおかしくなりそう」という人がいるのですが、ぼくも近い状態だったのかもしれない。

 

引き続き「屍脱却プラン」を練っている時に、仕事で全然成果が出てないことに気づきます(遅すぎるw)。

これが転機になりました。会社員で良かった。

普通に仕事をしてたのですが担当業務での成果が出ずに、会社に貢献できてませんでした。

その気づきを発端に「自分の弱み」を直視してみました。正直クソだるい作業でしたが、自分と向き合う時間を作って強制的にやってやりましたよ!

  • 仕事のスキル
  • 収入
  • 思考レベル
  • 人間力

という4つのジャンルで「自分をもっとレベルアップさせるべきだな」と痛感。

今振り返って思うんですが、「やりたいこともないし生活に満足している」って感じていたのは「足りない自分」から目を背ける行為にもなっていたんでしょうね。

自分のレベルアップ&成果を出すこと

自分と向き合っていろいろ考えた結果「レベルアップする」ってことが当面の目標になりました。

全然やってなかった記事の外注を始めたり、仕事の進め方を変えてみたりといろいろ変えました。

結果記事の外注は進んでいるし、仕事でちょっとだけですが成果も出ました、安心。

やり始めるとモチベーションが湧くもので「もっとこうしてみよう!」と思うように。

今まで抱えていた「屍感(しかばねかん)」もなくなりました。

夢を叶えたあとには絶望がある

目標達成とか夢を叶えると、その瞬間は嬉しいです。

ただその後には普段を変わらない日常が会って、目標を達成しただけ「生活の目的」も失うんですよね。

なのて、みなさんの思い浮かべる「成功者」って多分退屈ですよ。

「成功したい・夢を叶えたい」って人は多いですが、明確な理由とかその後のストーリーがないと、退屈と絶望が待っています。

「夢を叶えたはずなのに全然人生楽しくない」という絶望。

だから成功者はどんどん自分に「達成すべき目標」を課して、それを自分でこなしいくというドMライフを送るしかありません。

よくフリーランスで稼いだ人があえて家賃の高い場所に住んだり、貯金を全部使って自分を追い込みます。

なぜなら「そうしないとモチベーションが湧かないから」ですね。

誰も語らないのですが、夢の先には圧倒的なまでの退屈と絶望が待っています。

絶望と退屈を抜けるために

夢を叶えたり、目標達成しても絶望しないために「やると効果があるかもしれないこと」を書いておきます。

まあ将来の自分が同じようなことで悩んだ時に、この記事読んで抜け出せるようにね。笑

  1. 自分と向き合って課題を出してみる
  2. もっと高い目標を自分に課してみる
  3. 本能や感情を重要視してみる


ぼくの場合は1番が有効でしたね。2・3はタイプによると思うのでお好みでどうぞ。

 

反対に「一見効果がありそうで、全然意味のなかったこと」も書いておきましょう。

みなさん反面教師にしましょう。

  1. 本を読む(特に自己啓発系はダメ)
  2. やりたいことリストを無理やり出す
  3. 人に話を聞く
  4. インフルエンサーを参考にする


上記のことはマジで意味がありませんでした。笑

1,3,4に関しては「他の人の意見を参考にする」ってことなのですが、自分と向き合うことが抜け出すためのヒントなので、完全に逆効果でした。

「人にたくさん会って話を聞きましょう!」と言われることが多い世の中ですが、参考になる話なんてなかなかないですよ。

自分とタイプが全く違う人の成功体験聞いても、マジで意味ないです。変に焦るだけ。

あと「やりたいことリスト出す」をやってみて「やりたい思いが強ければ、すでにやってるよな」と思いました。

無理やりひねり出した「やりたいこと」は他人の目や自分の本能からずれていることが多く、「別にやらなくてもいいこと」と同義です。

繰り返しですが、大事なのは「他人の意見を参考にするのではなく、自分と向き合う」ってことです。

ちょっとしんどい作業にはなりますが、絶望と退屈を貫く剣みたいなもんなので。

まとめ

ダラダラと書いてきましたが、まとめると

「2018年は屍状態だったけど、最後に自分と向き合うことで抜け出せた」の1文に尽きます。

振り返れば良かったです。ヒルルクみたい感じ。

もしこの記事を読んでる人で「人生退屈すぎて絶望している」って人がいたら、自分と向き合うのオススメです。

世の中は成功者とか目標達成フェチとか自分追い込むドM野郎が多いですが、まあそれは特殊例だと思います。

ということで、ぼくはレベルアップに向けてコツコツ人生楽しんでいきます。どうもありがとうございました。

 

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