フリーランスのみなさん!メンタル崩してませんか?
世の中には「稼ぐノウハウ」や「効率的に仕事をする方法」はたくさんありますが、メンタルケアの方法はそこまで見にしません。
ぼくはフリーのWebライターとして生計を立てていますが、日々「自分のメンタルを安定させること」の大切さを痛感しています。
健全な心身がないと、継続的に収入を稼ぐことができません。
そこでこの記事では、ぼくが実践しているメンタルケアの方法を紹介します。
フリーランスになっていろんなメンタルケアを試して効果があったものだけ紹介するので、参考になるかと思います!
目次
フリーランスにメンタルケアは必要不可欠

フリーランスって自由な働き方ができるため、仕事を限界まで詰め込めば、お金を稼ぐことはできます。
しかし、自分のキャパを超えた働き方をしていると、どこかで歪みが生まれます。
無理をして瞬間風速的に稼ぐことはできても、継続してコンスタントに稼ぎ続けるには「メンタルの安定」は欠かせません。
ぼくもがんばって月70万分の仕事を受注して、翌月燃え尽きてしまったことがありました。
安定的に稼ぐには「無理のない範囲の収入を継続すること」が大切だと痛感しました。
フリーランスは会社員のように、気にかけてくれるような上司もいないので、自分でメンタルケアする必要があります。
メンタルケアの3原則

メンタルのテクニックはたくさんありますが、ぼくは「基本的なこと」が一番大切だと思っています。
ここからはぼくが「日々の生活で大事にしていること」を3つ紹介します。
- 生活リズムを整える
- 運動をする
- 仕事以外のことを楽しむ
では詳しくみていきましょう。
1:生活リズムを整える
フリーランスをやっているならわかると思いますが、自由な生活は強制力がなく、簡単に崩壊する危険性を持っています。
ぼくもフリーになったばかりは「自由だ!」と喜んでいましたが、数ヶ月後には「生活リズムが崩壊してしまう・・・」と悩むようになりました。
そして、生活が崩壊して悩んでいるフリーランスも「生活リズムを戻した方がいい」ということは痛いほど分かっていると思います。
問題は、自分で直そうと思っても、生活リズムが直らないことですよね?
ぼくはサプリを飲んだり、照明を変えたりと試しましたが、なかなか改善されませんでした。
いろいろ試した中で、最も効果があったのは2つです。
- 朝は絶対近所のモーニングに行く
- ジムで運動をする
まず生活リズムの崩壊は、強制力が一切ないことです。
なので「朝9時を目標に近所のカフェでモーニングを食べる」ことを決めて、強制的に起きるようになりました。
意外と大切だったのは「身だしなみを整えて、外に出る」ことで、この2つの行為が気持ちの切り替えになります。
会社員のときに「スーツに着替えて通勤する」をフリーランスでも再現すると、仕事スイッチが入りやくなりました。
生活リズムの崩壊で悩んでいるフリーランスは、あえて「強制力」をつけるのがオススメです。
2:運動をする
在宅で仕事をしていると、ものすごい運動不足になります。
ぼくも1日中家で仕事して、運動は「近所のコンビニに行くぐらい」でした。
「このままじゃ不健康になる」と思って、ジムに通い始めて、生活習慣が劇的に改善されました。
運動のメリットは、下記の4つです。
- ダイエット効果
- 筋力アップ
- ストレス発散
- 疲労が溜まる
大事なのは「疲労が溜まる」というメリットで、運動する→疲労が溜まる→夜は眠くなる→自然に入眠というコンボをキメることができます。
ぼくはなかなか寝付けないことに悩んでいたのですが、ジムで運動をした日は速攻で寝れるようになりました。
「わざわざジムに行くのはめんどくさい・・・」という人もいると思うので、ジムではなくウォーキングやジョギングでもいいと思います。
継続できるような運動習慣を身に付けると、メンタルの安定に繋がりますよ。
3:仕事以外のことを楽しむ
フリーランスにとって、仕事とは生きるための手段です。
なので、仕事をしてないと「あれ?お金を稼いでないけど大丈夫かな?」と不安になります。
ただずっと仕事のことを考えたり、長時間仕事をしたりしていても、効率が悪くメリハリも生まれせん。
できれば、仕事以外に楽しめることを見つけましょう。
ぼくに場合は、ジム・サウナ・マンガ・クラフトビールなどが趣味で、積極的に触れるようにしています。
趣味のメリットは「意外なアイデアが浮かぶ」ことですね。
ぼくもサウナに入っているときに「こんな記事書きたい!」というアイデアがよく浮かんで行きます。
もちろん「仕事が大好きで、仕事以外は考えたくない!」という人もいると思うので、そういう人は全力で仕事して、いっぱい税金納めてください。
メンタルを安定させるための3つの考え方

フリーランスが継続してお金を稼ぐためには「メンタルの安定」が必要になります。
そして、メンタルを安定させるには「どんな考え方をするのか?」も欠かせません。
そこで、ここからメンタルを安定させるための3つの考え方を説明します。
- あまり自分を追い込まない
- 他人と自分を比較しない
- 調子が悪いなら潔く休む
詳しく説明していきましょう。
1:あまり自分を追い込まない
フリーランスは良くも悪くも「全て自己責任」という働き方です。
しかし、ぼくは「全部自分の責任と思わないこと」が大切だと考えています。
なぜなら 、全てを「自分のせいだ・・・」と思ってしまうと、どんどん自分が追い込まれていくから。
例えば、新規案件を獲得するために新しいクライアントに営業をかけても、全ての案件が受注できるわけではありません。
営業に失敗して、断れるケースもあります。フリーランスの営業なんて、失敗だらけなので、いちいちヘコんでいたらメンタルが持ちません。
なにかミスや失敗があったときは、反省と改善策を作って、後は忘れていいと思います。
「もっとちゃんとできたはずだ!自分はダメだ・・・」と追い込まずに、寝たら忘れましょう。
2:他人と自分を比較しない
これはフリーランスに限ったことではないですが、他人と自分を比較して順位をつけるクセがある人は危険!
なぜなら 、他人と自分を比較することは、自分の幸福度を損なってしまうからです。
人間なんて、どうせ100年後にはみんな死んでるので、まあ他人のことは気にせずに生きていきましょう。
具体的には、 SNSを見る回数を減らすといいと思います。
SNSを積極的に利用している人は、うつ病になりやすいという研究結果も出ているので。
3:調子が悪いなら潔く休む
フリーランスの問題は、ずっと仕事をしてしまうこと。
定時もなければ、労働基準法もないので、何時間働いても止められません。
仕事すればするほどお金も稼げるため、まあ休まずに仕事をしてしまうんですね。恐ろしい。
ただ長期的に稼ぐなら、休みは絶対に必要です。人間は常に全速力で走っていると、どこかを壊してしまいます。
なので「あれ、体調悪いかも・・・」と思ったら、すぐに休みましょう。いつでも休めるのは、フリーランスの特権ですから。
「フリーランスの休み方」って、一般的な正解がないと思うので、悩んでいるならこの記事がオススメです。
休み方がわからないフリーランスが、週1の休日(義務)で感じたメリットとデメリット
メンタルを安定させる4つのテクニック

「これをやるとメンタルが安定する」というテクニックを4つ紹介しますね。
1:自分の得意な仕事を選ぶ
フリーランスは、仕事を自由に選ぶことができます。
なるべく苦手な仕事を避けて、得意な仕事に集中する方がいいです。
得意な仕事だと、成果物のクオリティも高くなり、仕事をしている時間も苦じゃなくなったりするからですね。
苦手な仕事を時間かけてやったとしても「成果も出ず、クライアントは満足せず、時間と手間がかかって消耗」という事態になりかねません。
ぼくも独立当初はいろんなタイプの仕事を取ったのですが、「これはあまり向いてないな」と思う仕事は1回で止めました。
かけた労力に対してのリターンが少なすぎるので、得意な仕事しか選ばないようにしています。
2:苦手なクライアントとは仕事しない
フリーランスの特権は、仕事相手を自由に選べることです。
会社員の場合は、組織に組み込まれるため、一緒に働く人を選ぶことはできません。
人間にも相性があるので、最初に「この人と一緒に仕事するのは大変そうだな」と思ったら、仕事を受けない方がいいと思います。
自分のモチベーションとパフォーマンスが高く維持できるような人と働きましょう。
ぼくの場合は、下記に当てはまる場合は仕事しないようにしています。
- ITに疎い
- 相場よりも報酬が安い
- 外注先を下に見ている
といっても、そんなにひどいクライアントと仕事したことはありませんが・・・(みなさん良い方ばかりです。マジで)
ぼくはないですが、周りのフリーランスで「クライアントから報酬の支払いがない」というケースもあるので、見極めが大切です。
3:日光に当たる
「植物かよ!」と思うかもしれませんが、できるだけ日光に当たることが大事!
日光に当たると「セロトニン」という脳内物質が増加。セロトニンは精神安定剤と同じような働きをするため、セロトニンが増加すると、メンタルも安定します。
つまり、医学的にも日光に当たることがメンタルの安定に繋がります。
ぼくもなるべく日光に当たるようにしており、太陽が出ている時間に積極的に外に出るようにしています。
ずっと家の中で仕事している人は、日中に散歩するといいと思います。
4:記録を残して、振り返りをする
毎日の仕事・やったこと・気づいたことをメモに残しておくのがオススメです。
なぜなら 、自分の状況を客観的に振り返るデータになるから。
「フリーランスあるある」だと思うのですが、「今日はめっちゃ仕事したぞ!」と思っていても、実際にはそこまで仕事が進んでないことありませんか?
反対のパターンもあって「今日は全然仕事できなかった」と反省していたら、意外と仕事が全部終わっているとか。
なるべく主観に囚われず、自分の調子やモチベーションを測定するために、記録を取って振り返りするのはオススメ。
まとめ
この記事では「フリーランスが継続的に稼ぐためのメンタルケア」について説明しました。
フリーランスは全て自分で管理する必要があるので、メンタルケアやモチベーションの維持も重要。
まとめると、下記の通りになります。
【メンタルケアの3原則】
- 生活リズムを整える
- 運動をする
- 仕事以外のことを楽しむ
【メンタルを安定させるための3つの考え方】
- あまり自分を追い込まない
- 他人と自分を比較しない
- 調子が悪いなら潔く休む
【メンタルを安定させる4つのテクニック】
- 得意な仕事を選ぶ
- 苦手なクライアントとは仕事しない
- 日光に当たる
- 記録を残して、振り返りをする
どれも簡単にできる方法なので、メンタルケアで悩んでいる人はぜひ試してみてくださいね。
おまけ:メンタルケアにオススメの本
おまけでメンタルケアにオススメの本を紹介します。
「しないことリスト」pha
この本は京大卒ニートをやっていたphaさんが書いたものです。
「世の中には”これをやった方がいい!”ということが多すぎるけど、そんなにやるべきことってないよね」という思想を元に、しない方がいいことリストがまとめられています。
今回紹介した「自分を追い込みすぎない」などはこの本から影響を受けているので、メンタルの安定剤としてオススメ。
ぼくも疲れているとき・メンタルをクールダウンさせたいときに、この本を読むようにしています。
「1日ひとつだけ、強くなる。」梅原大吾
この本の著者は、日本初のプロゲーマーである梅原大吾さんです。
梅原さん流の「日々の向き合い方」をテーマにした本で、「他人と比較せずに、毎日コツコツ積み上げていく」ことの大切を説明しています。
「職業としての小説家」村上春樹
日本を代表する小説家の村上春樹が「どんな風に小説を書いているか?」を説明した本。
自分との向き合い方、仕事の仕方などを詳しく説明してくれています。
小説家もフリーランスなので、とても参考になります。
コメントを残す