
どーも!ポジティブロガー小太りです。
「思考力をつけたい」
「とっさの判断力を養いたい」
と悩んでいる人はいませんか?
今回はそんな人にオススメの本を紹介。
ライフネット生命社長”出口治明さん”の
「”思考軸”をつくれ。あの人が”瞬時の判断”を誤らない理由」
作者:出口治春さんとは?

日本初のネット型生命保険
「ライフネット生命」の社長。
出口さんは長年勤めた日本生命保険を辞め、
ライフネット生命を立ち上げ。
しかも辞めたのは60歳の時、
普通なら定年退職する歳ですよ。
ライフネット生命の立ち上げは
話を聞いて、直感で即決したそうです。
かかった時間はたったの”1時間”
とんでもない決断力です。
出口さんの決断力を支える
のは「思考軸」です。
普通の人とは違う方法で思考する。
この本では独自の「思考軸」を 詳しく説明。
その中でも気になったポイントを3つ紹介します。
①直感は”高度なロジカルシンキング”である
直感というのは、その計算のプロセスを自分でも意識できないほどのスピードで「脳をフル回転させて得たアウトプット」であり、言語化はできなくても、単に直情的に行動するのとはまったく違う性格のものなのです。
「直感」と聞くと「ただの感覚」というイメージを抱きがちです。
しかし、出口さんは「直感」=「高度なロジカルシンキング」と考えている。
「直感」とは、自分の中に蓄積された「経験・知識」を元に
頭が高速回転し、答えを導き出すことです。
蓄積量が増えれば、直感の精度も上がっていく。
「インプット量を増やして、直感の精度を上げる。
そして、”直感”も使いながら判断を下す。」
これが出口式決断術です。
出口さんはそのために膨大な本を読み
毎日違う人と晩御飯を食べたそうです。
新たな知識・経験を貪欲に欲しがり行動している。
だからこそ、「ライフネット生命」立ち上げも
「直感」で即決できたんですね。
②思考軸は「タテ・ヨコ」の二つの視点を使え
「昔の人はどうやって乗り越えてきたのだろう」というタテ思考、「ほかの国ではどのようになっているのか」というヨコ思考。思考をタテに掘り、ヨコに広げていくことが、自分なりの軸を築き、磨き上げるもっとも確実な方法です。
出口さんは思考する際に「2つの軸」を意識します。
1つ目は「歴史」を見るタテの軸。
2つ目は「外国」を見るヨコの軸。
物事には「比較対象」がないと「個性」が分かりません。
ぼくは高知県出身です。
東京に出て、初めて高知産の食べ物の美味しさに気づきました。
東京で食べるご飯はどれもマズかった。笑
「高知の食べ物は美味しい」
とよく言われますが、県外に出て初めて実感した。
これは些細な例ですが、
「比較」→「個性」の思考法を使っている。
「高知⇄東京」という比較を
「高知⇄中国」(ヨコ思考)
「高知⇄江戸時代の日本」(タテ思考)
と拡大して考えることで
さらに深堀して考えることができる。
③何かを変える時は「意識」ではなく「行動」を変えろ
何かを変えたいときに注力すべきは「意識」ではなく「行動」です。言い換えれば、適切な行動を起こさせるような「しくみ」が必要なのです。
「行動」のみが真実です。
どんなに素晴らしいアイデアを持っていても
実現させなければただの妄想に過ぎません。
ダイエットにしても
「明日から痩せるぞ!」という決意ではダメ。
痩せるための行動を起こす必要があります。
「明日から痩せる」(意識)
⬇︎
「運動量を増やす」
⬇︎
「ランニングをしよう」
⬇︎
「継続する為に、
良いランニングシューズを買う」(行動)
「◯◯をする!」という意識を
どこまで分解して「行動」に落とし込めるのか。
そこがポイントになります。
そして「その行動が適切に起こせる仕組み」が必要。
人間は楽をする生き物ですから
そのままだと何も行動を起こさなくなります。
毎日ランニングをするなら
高級ランニングシューズを買い
「走らないともったいない」
と思う状況に自分を追い込む方法もあります。
「仕組み」が「いかに自分に適しているのか」も大事。
自分のモチベーションが上がるポイントを押さえて
行動する仕組みを構築しましょう。
まとめ

簡潔にまとめられており
サクッと読める1冊ですね。
どの「自己啓発本・ビジネス本」でも
「とにかく行動」のフレーズが出てくる。
それだけ重要なことなんですね。
では!レッツ!ポジティブログ!
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