どーも!会社を辞めて、ブログで10万稼げるようになった小太りです。
ネットをみると「会社員がいい」「フリーランスこそ至高!」など、働き方についての議論は絶えません。
特に最近話題になっているのが「会社員&副業こそ最強」という意見です。
この意見に対して、ぼくは下記のツイートをしました。
会社員しながら副業が最強!ってのは理屈で分かるけど、モヤモヤする。
自分はそうじゃなかったし、会社辞めて「ブログでかんばる!」って思ったからこそ、少しだけど収益が出た。
もし「無駄なリスクは取る必要ない」って、会社員を続けていたら、ブログは早々に挫折していたと思う。
— 小太り💻ブログ/編集/ライター (@kobutoriniki) 2017年9月22日
理屈はよく分かるけど、そのパターンがうまくいかない人もいるし、実際にぼくがそうでした。
今回は「会社員&副業こそ最強!」について、自分が感じる違和感を説明します。
会社員&副業はハードルが高い

会社員をやってる人は分かると思うますが「本業をこなして、自分の仕事もこなす」をいうのはハードルが高いです。
正直にいうと、元々優秀なタイプか、そのジャンルに適正がある人だけでしょう。
では実際に会社員という本業をこなしながら、自分の副業を成功させているという人はどれぐらいいるのでしょうか?
クラウドワークスに調査によると、副業をしているサラリーマンは全体の17%しかいません。
さらに、副業の収入が1万以下という人が44%もいます。ちなみに、「副業で稼ぎたい額」というのは5万程度のようです。
つまり、実際に副業をしている人はかなり少数であり、さらに実際に希望の金額を稼げている人はもっと少ないということですね。
また、ぼくは「サラリーマン&副業」で成功している人が少ない現状を目の当たりにしたことがあります。
それは、あるセミナーに参加したときのことで、参加者が20人程度いて、ほぼサラリーマンでした。
セミナー中に「副業をしたいと思っている人」という問いがあり、会場のほぼ全員が手をあげました。
しかし「実際に副業をしている人」というのはひとりしかおらず、「会社員で副業するって難しいよな」と感じたことを覚えています。
このように「サラリーマン&副業」というのは成功のハードルが高く、正直実践できている人はありいません。
理屈では「最強」とわかっていても、実際にはできないというのが現状でしょう。
ブログで10万稼げたのは「時間があった」から

「副業が難しいとか偉そうに言いやがって、お前何様だよ!」と思う人もいるでしょう。
冒頭でも触れましたが、ぼくはブログで月10万を稼ぐことができました。
これは先ほど紹介したクラウドワークスの調査によると、副業の金額では上位10%の割合になります。
副業としては成功に部類に入ると思います。そして、なぜぼくが10万稼げたかというと仕事を辞めて、時間があったからです。
文章書く才能もないし、マネタイズもよく分からなかったけど、全リソースをぶっこんだから、少しだけ結果が出ました。
実は会社員をやっていたときもブログはやってて、半年で2記事しか書けませんでした。笑
もし、「無駄なリスクを取る必要ない」といって会社員を続けていたら「ブログなんで稼げない!」とすぐに挫折していたでしょう。
自分の経験を振り返っても、会社員をしながら副業するのは難しいと感じます。
副業で稼ごうとすると挫折する可能性が高い
これはブログ場合ですが、副業でブログを初めて「お金を稼ごう!」とすると挫折する可能性が高いです。
なぜなら、ブログは収益が出るまでに時間がかかるからです。
その間を「俺はブログで稼ぐんだ!」というクレイジーさを乗り切らないと、ブログが「金のなる木」へ変貌するまで、耐え切ることはできないでしょう。
参考までにアフィリエイトで稼いでいる人の割合は下記の通りです。

引用元:日本アフィリエイト協議会
アフィリエイトで3万以上稼いでいる人は全体の4%しかおらず、どれぐらい難しいかが分かると思います。
副業という限られた時間で成果をあげるには、よほど優秀か適正がないと厳しいでしょう。
凡人はリスクを取るのもアリ

「会社員&副業が最強」というのは無駄なリスクを取る必要がなく、様々なことにチャレンジできるからこそ、最強と考えられています。
しかし「リスクを取らない」で、人は本気になれるのでしょうか?
ぼくの場合は、会社を辞めるというリスクを取ったからこそ、ブログに使える時間が膨大にあって、少しだけ結果が出ました。
副業として限られて時間で成功するのは、ごくわずかで、それは数字が語っています。
ブログに関していえば、結果を出すには作業量が必要で、そのためにはモチベーションや目標が大事です。
「本業があるから大丈夫」という人と「もう後がない」という人では本気度も違ってくるでしょう。
もちろん「余裕がない」ことの弊害はありますが、本気を出すために「リスクを取る」というはアリです。
まとめ
今回は「会社員と副業こそ最強!」に感じる違和感について説明しました。
会社員&副業は無駄なリスクを取る必要がなく、安全圏でチャレンジできるというメリットはあります。
しかし、それでは「本気スイッチ」が入らずに、成果が出る前にやめてしまう可能性が高いです。
実際に会社員をしながら副業をしている人は全体の17%しかおらず、そのハードルの高さを感じます。
ぼくの場合はリスクを取って、膨大な時間があったからこそ、ブログにつぎ込んで成果が少し出ました。
正直、どれが正しいとかなく、自分の「これだ!」と思う方法を選ぶしかありません。
プロブロガーのヒトデさんも下記のようなことをツイートしています。
会社員は辞めずに副業の方が良いとか、フリーランスと会社員はどっちが良い、みたいな話が色々話題ですが、ぶっちゃけその人の現在の環境や能力による場合が多いので、結局「自分で考えて自分で決めよう」って事になるよね
ただ「そういった選択肢もある」という事は知っておいて損は無いと思います
— ☆←ヒトデ@会社辞めた! (@hitodeblog) 2017年9月22日
ネットの意見や偉い人の主張を真似するのではなく、あくまでサンプルとして聞くことが大事ですね。
自分の頭で考えましょう!!
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