パラレルキャリアや働き方の本が伝える「これからの働き方戦略」とは?

どーも!会社員&ブロガーの小太りです。

ぼくは2017年10月から会社員になり、パラレルワーカーとして働いています。

会社とブログを両立させるために「どんな働き方がベストなのか?」を思い、パラレルワークや働き方系の本を読み漁りました。(10冊ぐらい)

そしたら、どの本も切り口が違うだけで、同じようなことを書いています。

なので、今回は「パラレルワークや働き方系の本」が伝える内容や、これからの働き方戦略について紹介します。

パラレルワークやこれからの働き方に興味はあるけど

「わざわざ本を読む時間がない」

「サクっと要点だけ知りたい」

という人はぜひ参考にしてみてください!

パラレルワークや働き方系の本に共通する9つの項目

ぼくの場合自分が興味あって読んでるのでいいですが、「働き方を勉強するぞ」といって本を読むのは苦痛だと思います。

しかも、働き方系の本って文章が難しいし、翻訳本なんか無駄にエピソード出てきてウザいですよねw

有名な「ワークシフト」とか430ページもあるんで、読む前に心折れちゃいます。あれは要約記事読んだ方がいい。

そこで、ぼくが趣味で読んだ「働き方系の本」の中で「これどの本でも書いてたぞ」という項目がいくつかあったので紹介します!

まとめると、下記のようになります。

  1. ジェネラリストはAIに淘汰される
  2. ロールモデルが存在しない
  3. 定年後も働く必要がある
  4. 好きなこと/得意なことを仕事にする
  5. 苦手なことを仕事にすると終わる
  6. パラレルワークが増える
  7. 上位20%の仕事に力を注ぐ
  8. 「信用」を稼ぐ働き方を目指すべき
  9. 自分をレアカード化する

これを抑えとけば、わざわざ本を読む必要もなく、効率よく要点を知ることができますよ!

①ジェネラリストはAIに淘汰される

ジェネラリストとは、幅広いスキルを持った「なんでもできる人」を意味します。会社でいうと「総合職」のような人たちですね。

そして、この人たちはAIの発達によって淘汰される対象に入っています。

なぜなら、ジェネラリスト的なスキルは簡単に代替が可能であり、機械が代わりに作業した方が効率がいいから。

「だいたいのことができる」という全方位的なスキルは会社という組織の中では通用しても、社会的にみればそこまで価値がありません。

今でさえ、代替可能はスキルはアウトソーシングされたり、誰か得意な人が代わりにやったりしていますよね?

専門的なスキルであれば、機械にも再現できないかもしませんが、ジェネラリストのスキルは簡単に奪われるということです。

②ロールモデルが存在しない

現在は終身雇用や年金制度の崩壊から、「今までの理想的な人生」が再現しづらくなっています。

今までなら「大企業に入り、定年まで働き、定年後は年金で悠々自適」というロールモデルがありました。

しかし、そのモデルを支えるような仕組みが継続できるかどうか怪しくなったり、単純に寿命が伸びて「年金だけでは生活が維持できない」ということも考えられるようになっています。

これからの働き方を考えるうえで大事なことは「既存の価値観」に囚われず、新しい働き方を自分で創造していくことでしょう。

③定年後も働く必要がある

上記でも触れましたが、平均寿命はドンドン伸びています。

そして、少子高齢化も進み「長生きするお年寄り」が増えているという状況です。

今でさえ「危ない」といわれている年金制度ですが、将来崩壊してしまった場合、年金だよりの生活をしていたら生きていけませんね。

貯蓄を増やすという手段もありますが、それも限度があるでしょう。

一番の解決は定年後も働くということで、「生涯現役」で働くことのできるような仕事を見つけることが大切です。

④好きなこと/得意なことを仕事にする

AIが発達して簡単な仕事がなくなり、定年後も働く必要があるということを説明しました。

では、今後「仕事を失わないようにする」にはどうすればいいのでしょうか?

そのためには、自分の好きなことを追求したり、得意なことに全力投球するべきでしょう。

AIになくて人間にあるものは「モチベーションや好きという感情」であり、モチベーションがあるからこそ全力を注げて、新たなサービスが生まれたり、革新的な製品が発表されたりします。

特に効率化や計算というのはAIやテクノロジーの得意分野なので、「好きだけどお金にはならない」「好きだけど非効率で無駄」ということに力を注ぐのがいいでしょう。

⑤苦手なことを仕事にすると終わる

「好きなこと/得意なことを仕事にする」ということを説明しましたが、反対に「苦手なことを仕事にする」と終わりですw

なぜかというと、苦手なことを仕事にするとスキルアップが難しいうえに、定年後も続けるようなチベーションが沸かないからです。

まず、苦手なことはスキルアップがしづらいため、AIやテクノロジーに仕事を奪われます。

そして、苦手なことを定年後も続けるなんて、ゾッとしませんか? 生涯現役という選択肢が濃厚な現代で、死ぬまで苦手な仕事をするなんて終わってます。

このようにスキルとモチベーションの観点から、苦手なことを仕事にするとジエンドです。

⑥パラレルワークが増える

現在は大企業に入れば安泰ではなく、自分でお金を稼ぐスキルを持って、保険をかけておいた方がいいでしょう。

誰もが知っている超有名企業が経営危機に陥ったり、就活ランキングトップの企業は残業続きで過労死する人も出ています。

こんな状況の中で「大企業に入れば勝ち組」「正社員になればOK」みたいな考え方してる人はいないでしょう。

会社と共倒れしないように、自分で副業したり、独自の活動をしてリスクヘッジをする人は増えるでしょう。

⑨上位20%の仕事に力を注ぐ

突然ですが、パレートの法則を知っていますか?

80:20の法則といわれるもので、全体の80%はたった20%のものが生み出しているというものです。

例えば、ビジネスであれば全体の80%の売り上げは全顧客の20%によって生み出されているという感じ。

この法則は「仕事」においても当てはまり、自分の中で最も重要な20%の仕事が全体の80%の成果を生んでいます。

ぼくの場合だと、ブログ収益の大部分は少数の記事が稼いでいるという感じですね。

パラレルワークが当たり前になり「仕事が多くて、時間が足りない」となったときには、上位20%の仕事に力を注ぐべきでしょう。

つまり無駄なものを省いて、大事なもの見定めて、それに集中するという方法です。

⑧「信用」を稼ぐ働き方を目指すべき

これからは「お金」ではなく「信用」を稼ぐ働き方が必要になります。

なぜなら、お金よりも信用を稼ぐ方が長期的にみて、自分の価値をあげるからです。

現在、クラウドファンディングはVALUなどのサービスが出て、簡単に現金を手にすることができるようになりました。

自分に信用があれば、必要なときに必要な分だけ、自分の信用をお金に両替することだってできます。

しかし、お金だけ稼いで信用のない人だと、それができません。信用→お金はできますが、お金で信用を買うことができないからですね。

これからは「お金持ち」ではなく「信用持ち」が勝つ時代になるでしょう。

⑨自分をレアカード化する

上記では「信用を稼いで自分の価値をあげていく」ということを説明しました。

そして、その戦略の行き着くところは「自分のレアカード化」です。不景気の現代では、みんなと同じことをしているだけで「後退」を意味します。

なので、人とは違うことをしたり、希少性が発揮されるようなポジショニングをして自分のレア度をあげることが重要です。

具体的には、3つのキャリア軸を持つことが大切で、それぞれ5~10年スパンでしっかりとスキルを身につける必要があります。

ぼくの場合だと、新卒でテレビ局の営業マンになったので、5年ぐらい経験して「営業スキル」を完璧に身につける。そのあと、営業とはジャンルの離れた分野に行って、営業×◯◯(新しい分野)を身につける。

そして、もう一度それを繰り返して、最終的には3つの専門スキルを持ったレアカードになるということですね。

まあ5年もやる必要はないと思いますが、自分のスキルを持って「どの分野にいけば希少性があるか?」と考えることは重要でしょう。

まとめ

今回は働き方の本を読み漁って、「共通して書いてある!」と気づいた項目について説明しました。

まとめると、下記のようになります。

  1. ジェネラリストはAIに淘汰される
  2. ロールモデルが存在しない
  3. 定年後も働く必要がある
  4. 好きなこと/得意なことを仕事にする
  5. 苦手なことを仕事にすると終わる
  6. パラレルワークが増える
  7. 上位20%の仕事に力を注ぐ
  8. 「信用」を稼ぐ働き方を目指すべき
  9. 自分をレアカード化する


どの本にも「簡単な仕事はAIがやるから、自分の好きなことを突き詰めて、仕事にしよう」ということが書かれていました。

それに加えて、自分の信用をストックしておく、希少性を高めることも大事です。

オススメ本:10年後、君に仕事はあるのか?ー未来を生きるための「雇われる力」

働き方系の本っていろいろあるけど、どれがいいの?」という人もいるでしょう。

10冊ぐらい読んで、ぼくが一番面白いと思ったものは、10年後、君に仕事はあるのか?ー未来を生きるための「雇われる力」です。

この本の著者は元リクルートで、現在は学校の校長先生をしているという変わった経歴の持ち主です。

学校で生徒に語りかけるような分かりやすさで、「これからの未来や働き方の変化」について説明してくれます。

そして、どうすれば「未来で仕事を失わないのか?」についても細かく解説していました。

ポイントは

  1. 自分をレアカード化(希少性を高める)する
  2. 仕事に「遊びと戦略性」を持つ
  3. 信用(クレジット)を稼ぐ


上記の3つですね。

「いろいろ働き方の本があるけど、分かりやすいものでサクっと読みたい」という人にオススメ!

 

 

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