どーも!小太りです。
突然ですがみなさんは、自分の思考力に自信がありますか?
ぼくは物事をロジカルに考えることが苦手で、思いつきや勢いで行動することが多いです。
いつも自分で「戦略性にかけている」を思うし、行き当たりばったりで動くので、失敗する確率が高いですね。
この記事を読んでいる人で、ぼくのように
「思考力がない」
「もっとロジカルに考える力を身につけたい」
という人は多いのではないでしょうか?
そこで、戦略やロジックのプロである「戦略コンサルタントのshinさん」に、「思考の方法」を教わってきました。
shinさんによると、思考とは「ロジックツリーを使いこなすこと」で身につく能力とのことです。
今回は、実際にShinさんに教わった「ロジックツリーの基礎」と「使い方」について紹介します。
内容自体は簡単なので、「思考力が欲しい」と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてはどうでしょうか?
目次
ロジックツリーとは?

ロジックツリーとは、思考するためのツールのことです。
ロジックツリーの他に「マインドマップ、メモリーツリー」と呼ばれることもありますね。
使い方としては、物事を細かく分解したり、原因を追求するときに使います。
例えば「仕事が遅い」という悩みがあった場合、なぜ仕事が遅いのか?という原因を追求することができます。
頭の中でぼんやり考えるだけではなく、実際にロジックツリーを書くことで、原因を明確することができるんですね。
ロジックツリーは2種類ある

そして、ロジックツリーは2種類あります。
- 問題解決のロジックツリー
- 分解のロジックツリー
この2つのロジックツリーを使い分けることで、より思考力がアップします。
よくありがちなのは「2つの用途が混ざってしまう」ことで、そうなった場合は明確な答えが出ずらいとのこと。
では、それぞれのロジックツリーについて説明していきましょう。
①分解のロジックツリー
分解のロジックツリーとは、物事を細かく分解していくときに使います。
マインドマップなどは「分解のロジックツリー」で、物事を洗い出すときなどの活躍します。
例えば、「副業を始めたい」という人なら、副業ってどんな種類があるのか?を分解して考えるのに使うことができるでしょう。
ぼくも記事を書くときに使うことがあります。
「どんな内容を伝えるのか?」を抜けなく確認することができるので、「多くの選択肢を考えたい」とか「もれなく物事を把握したい」というときに使いましょう。
②原因追求のロジックツリー
次に原因追求のロジックツリーは、物事の原因を突き止めるのに使用します。
使い方は、問いを立てて「YES or NO」で答えながら、進めていきます。
例えば、仕事が終わらないという悩みに対して、原因を追求することができますね。
原因が特定されたら、分解のロジックツリーに移って「問題解決の方法」を探ります。
問題が発生した原因や、物事がうまくいかないボトルネックを見つけるためのツールとして使いましょう。
ロジックツリーの使い方とは?

ロジックツリーを「知っているだけ」では意味がありません。
正しく使いことなすことで、初めて効果が発揮されます。
下記は、ロジックツリーの具体的な使い方です。
- 問いを固める
- どちらのロジックツリーを使うのか考える
- 解決策の「価値とコスト」を考える
- もっともコスパのいい解決策を実行する
では、詳しくみていきましょう。
①問題と「知りたい答え」を明確にする
ロジックツリーを使う前に
「なにを解決したいのか?」
「なにを知りたいのか?」
を明確にする必要があります。
なぜなら、問いを固めておかないと、正しい答えが出なくなるからですね。
なので、ロジックツリーを使う前に「5W1H」で、問いを絞り込んでください。
ロジックツリーはあくまでも問題解決の「ツール」でしかないので、まずは問題を明確にしましょう。
②「分解」か「原因追求」のどちらのロジックツリーを使うのか考える
①で問いを明確にしたら、その答えを出すために「どのロジックツリーを使えばいいのか?」を考えてください。
例えば、「痩せない」という悩みなら、原因追求のロジックツリーで「太っている原因」を明確にすべきですね。
そして、太っている原因がわかったら、「原因を取り除く方法」を分解して考えましょう。
最終的には「分解のロジックツリー」を使って、解決策を出すことが目的になります。
③解決策の「価値とコスト」を考える
②の段階で、問題を解決するための方法を「分解のロジックツリー」でたくさん出していると思います。
すべての解決策を実行すれば、問題は解決できますが、そこまでの時間やお金の余裕はありません。
例えば「痩せない」という問題を解決するために、運動をする、食事制限する、筋トレをするなどの方法がたくさん出ても、すべてを実行することは不可能でしょう。
なので、それぞれで出た方法の「価値とコスト」を算出しましょう。
④もっともコスパのいい解決策を実行する
ポイントになるのが「効果・コスト」の2つです。できるだけ、コストがかからず、効果の高いものを選んでください。
コストとは、お金だけでなく「時間やメンタル」も含まれます。
例えば、お金はかからないければ精神的に大変な方法というのは「メンタルコスト」が高いということですね。
そして、コスパのいい方法を選んで、実行しましょう。
ロジックツリーは「問題解決方法を知るためのツール」なので、実際に解決するには「行動する」しかありません。
まとめ
今回はロジックツリーの基礎と使い方について説明しました。
ロジックツリーには「分解」と「原因追求」の2つがあり、どちらを使うかが重要です。
そして、ロジックツリーの具体的な使い方は下記の通りです。
- 問いを固める
- どちらのロジックツリーを使うのか考える
- 解決策の「価値とコスト」を考える
- もっともコスパのいい解決策を実行する
ロジックツリーは実際に使うことで、どんどん精度があがるそうです。
初心者の場合は、まず20個ロジックツリーを作ることから始めるのがいいとのこと。
下記の書籍は、ロジックツリーを分かりやすく紹介しており、初心者でも理解できるとのことです。
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