どうも小太りです。
ぼくは普段、企業や会社相手の案件をディレクションすることがあります。
フリーランスをやっている人の中にも、企業と仕事をしている人は多いでしょう。
その時に
「どういう風に進めればいいのかわからない」
「何を聞けばいいのかわからない」
ということも起きるのではないでしょうか。
そこで今回は普段からクライアント企業と仕事している僕が、 どのようにして仕事を進めているのか、何に注意してるのかについて詳しく説明していきます。
「企業との案件をスムーズに進めたい」
「トラブルなく仕事を進めて、できる限り継続案件をもらいたい」
という人はぜひ参考にしてみてください。
目次
最初のミーティングで「クライアントの悩み」を浮き彫りに

まずは、最初のミーティングで「何を聞けばいいのか」を説明していきます。
ものによっては最初からミーティングがなく、いきなり仕事がスタートする場合もあります。
ただ、余裕があればクライアントの要望を詳しく聞くために、ミーティングの時間を設けた方がいいでしょう。
そして最初のミーティングで意識することは、クライアントが何を求めているのかをヒアリングすることです。
実際にはミーティングの時点ではクライアントの要望が明確になってないこともあるでしょう。
その場合、こちらの方でヒアリングして、悩みに答えるような提案をする必要があります。
次に、その際に自分がどこまで仕事をするのかを明確にルール決めした方がいいでしょう。
確実な線引きがないと依頼範囲を超えて仕事を頼まれることもあり、そのような時に追加料金をもらう必要があるからです。
上記をまとめると、最初のミーティングでは
- 意識することはクライアントの要望を詳しく聞くこと
- クライアントの悩みを解決する提案をすること
- 自分の仕事の範囲を明確に決めておくこと
このようなことを意識しておいた方がいいでしょう。
必ず聞くべき”7つ”のこと
その他には聞くことはいくつかあります。
決めておいた方がいいことは以下の7つで、
- 目的
- 現状
- 予算
- 納期
- 相手がどれぐらいわかっているのか?
- 参考サイトやモデル記事をもらう
- 依頼範囲(追加で依頼されたお金をもらう)
今後の方向性がぶれないために、最初は「目的」を確認しておくべきです。
例えばウェブサイトの運営を依頼された場合は、 PV を増やしたいのか・収益を増やしたいのかよってやることは違ってきます。
2つ目は現状どうなってるのか詳しく聞きましょう。
3つ目は予算について確認して、 どれくらいの範囲のことができるのか自分の頭で把握しておいた方がいいです。
例えば記事の作成を依頼された場合、予算に応じて文字単価が変わってきます。
文字単価が変わってくれば、 記事のクオリティや依頼する人のレベルも変わってくるのでしっかり把握しておきましょう。
4つ目に確認するのは納期です。
納期は基本厳守するもので、(フリーランスではあまり守られないことも多いのですが)しっかり納期を守るだけでクライアントの評価が上がることもあります。
また納期を確認した時に、「やばそう」というタイトなスケジュールであれば、その場で交渉してください。
クライアントに特別な理由がない限り、納期は比較的融通がきくはずなので、 交渉して損はありません。
5つ目はクライアントが案件についてどれくらい理解しているのかも、こっそり確認しておきましょう。
例えばWeb サイトの制作であれば、クライアントは「ドメインサーバーテーマがあること」をそもそも理解しているのか?とか、「基本は理解して、高度なことを要求しているか」などによって説明する内容や進め方が異なるからです。
6つ目は、参考となるモデルをいただくことです。
これは美容院に行った時になりたい髪型を美容師さんに見せるようなもので、おとなりのビジョンの齟齬がないようにモデル共有しておきましょう。
最後に自分の仕事範囲を明確にしておきましょう。
上記でも説明しましたが、個人で仕事をしている場合は、仕事の線引きが少し難しいです。
「これもお願い」と言われた時に、「それは追加料金を頂きます」と言えるように、最初にルール作りが必要です。
進め方について

仕事進める時にも注意する点が3つあります。
- お互いに手間のかからない方法
- フェイルを送るのではなく「共有シート」上で管理
- 最初にスケジュールを作成して、それに基づいて進める
1つ目は、お互いに手間のかからない方法を選ぶということです。
例えば、A と B という方法がある時にどちらも同じような効果があるのであれば、できるだけ手間の少ない方法を選びましょう。
そのためにはできるだけ一括で管理するのがおすすめです。
僕は Google のスプレッドシートをよく使っているのですが、記事管理や記事依頼にはとてもおすすめです。
一括管理すればわざわざ個別に連絡する必要もありませんし、1回見れば全ての新着が把握できるのでとても楽です。
一括管理が難しい場合は定例報告のシステムを作り、 なるべく自動で作業が進むようにしておきましょう。
また、最初にスケジュールを作成しておくことも大事です。
実際に仕事が始まってしまうと目の前にタスクに追われて、全体を見てスケジューリングする余裕がありません。
なので、まずはスケジュールを作って、それに基づいて進めた方がいいでしょう。
その他のポイント

ではその他に気をつけておくべきポイント説明していきます。
- メッセでやりとりをする
- メッセの数は少なめに
- すべてのメッセに即レスの必要はなし
- ミィーティングはメモを取って後で共有
では、詳しくみていきましょう。
基本はメッセでやりとり
基本的にはメッセージやチャットでのやり取りをオススメします。
なぜなら、履歴が残るし、何かあった時に意見の食い違いが少なくなるからです。
自分の身を守るための方法でもあるので、なるべく記録が残るような連絡のやり取りをしておきましょう。
またメッセージだとお互いに時間があるときに確認できるため、 相手の時間を無駄に奪うことなく仕事を進めることが可能ですね。
メッセは少なめに
基本的にはメッセージは少なめがいいです。
なぜなら、お互いにメッセージの時間が短縮された方が他の仕事が進むから。
そのためには、メッセージを少なく終わらせるように、相手の意図を考えてを先回りして渡すことも必要です。
全てのメッセに即レスは必要なし
メッセージの返信が早い人は仕事ができる、 信頼されると言うイメージがあると思います。
しかし、すべてのメッセージに即レスする必要はありません。
なぜなら、関わる人の数が増えていけば、メッセージしているだけで一日が終わってしまうこともあるからです。
なので、できる限り優先度の高いものから対応してください。
どうしても返信する必要のあるメッセージ、自分が返信しないと滞ってしまうものを先に送ってしまいましょう。
また上記の「メッセは少なめに」ということを意識すれば、そもそもメッセージのやり取りが少なくすむでしょう
ミーティングはメモを取って後で共有する
そしてミーティングがあった場合は、自分でメモを取って後で共有しておきましょう。
進め方やミーティングで話した内容について、お互いの齟齬がないことをここで確認しておきます。
もし自分が勘違いして認識していることがあれば、そのメモを共有した段階でクライアントから指摘があるので問題なく進めることができます。
おすすめのツール

企業相手に仕事をするときに面倒なのが「契約書・見積書・請求書」の作成です。
相手によっては「紙に印刷してくれ」と言われる場合もあり、非常に手間のかかってしまいます。
そこでおすすめなのが下記のツールです。
- クラウドサイン:見積書・契約書
- misoca(ミソカ):請求書
では詳しく見ていきましょう
クラウドサイン
クラウドサインとは Web 上のみで完結する「契約書・見積書作成ツール」で、印鑑押したりなどの作業が一切必要ありません。
ぼくも実際にクラウドサインを使っていますが、修正も簡単にできますし、送るときもメールで送信するだけなのでとても楽です。
契約書・見積書はクラウドサインを使うのがおすすめ!
misoca
また請求書はミソカというツールがおすすめです。
操作がしやすいし、無料で使うことができるためフリーランスでも使っている人が多いです。
「源泉徴収あり・税金ありなし」というのがボタンひとつで簡単操作できるので、クライアントによって柔軟に対応することが可能です。
まとめ
今回はクライアント企業案件のディレクションと進め方について説明しました。
まずは最初のミーティングでクライアントの悩みを浮き彫りにしましょう。
そして、ミーティング時には下記の7つのことをヒアリングしてください。
- 目的
- 現状
- 予算
- 納期
- 相手がどれぐらいわかっているのか?
- 参考サイトやモデル記事をもらう
- 依頼範囲(追加で依頼されたお金をもらう)
さらに、仕事を進める際には下記の3点に注意しましょう。
- お互いに手間のかからない方法
- フェイルを送るのではなく「共有シート」上で管理
- 最初にスケジュールを作成して、それに基づいて進める
その他にも、下記の4点に気をつけるとスムーズに進むでしょう。
- メッセでやりとりをする
- メッセの数は少なめに
- すべてのメッセに即レスの必要はなし
- ミィーティングはメモを取って後で共有
上記のものは実際に僕がやっている方法を説明です!
簡単に試すことがでいるので、 ぜひ参考にしてみてください!
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