どーも!小太りです。
ぼくはテレビ局で2年間営業をしていました。
色んな人に「テレビ局の営業って何しているの?」と聞かれました。
2年間で最も聞かれた質問ですね。
なので今回は実際に働いていたぼくがテレビ局営業の仕事の内容・向いている人を解説します。
「就活でテレビ局を狙っている」という学生は是非参考にしてください!
テレビ局の営業とは?
「テレビ局の営業って何?そもそもテレビ局に営業ってあるの?」
と疑問に思う方もいるでしょう。
ぼくも局に入社するまでは同じ感覚でした。
テレビ局の営業はCMの枠を売っています。
テレビ番組を見ていると途中でCMが入りますよね?
あの30秒・1分のCM枠を売るのが営業の仕事です。
営業先はスポンサー・広告代理店
そしてCM枠を売る対象はスポンサーになります。
企業に対して「うちの局でCMを流しませんか?」と提案し、スポンサーになって頂く
のが仕事です。
その他に広告代理店に営業をかけることもあります。
広告代理店がスポンサーの広告費を仕切っている場合は、代理店が窓口になります。
代理店に営業に行き「あのスポンサーのCMをうちの局で流しませんか?」と提案していました。
つまり、スポンサー・広告代理店に対して「うちの局でCM流しませんか?」と提案することが主な仕事内容にです。
その他の仕事内容
上記で説明した以外にも仕事はあります。
イベントのお手伝い・収録の立会いなどですね。
局が主催するイベントのスタッフとして当日参加することも多かったです。
イベントは土日が多いので、「営業マンは土日も出勤」ということもあります。
報道などの部署と違って突発的な仕事があまりなく、基本的にはカレンダー通りに休むことができます。
1日のタイムスケジュール
では具体的な1日の流れを説明します。
8〜9時半頃に出社(会社によって異なります)
〜10時半:デスクワーク
10時半〜:外回り営業(お昼ご飯も外で食べます)
14時頃:一度会社に戻る
14時半〜:外回り営業
16時〜19時:帰社・デスクワーク
19時〜:帰宅
何もアポがない日は上記のような感じになります。
だたし営業は日によって予定がバラバラなので、時期によってタイムスケジュールは大きく変わります。
自分でアポの時間を決めたりできるため、スケジュール管理は比較的自由です。
飲み会・接待がある場合は、上記に「飲み会」という項目が追加されます。
テレビ局営業のいいところ
テレビ局営業のいいところは下記の2つです。
- 給料が多い
- 社会的地位が高い
テレビ局はやっぱり給料が高いです。
ぼくはローカル局でしたが、地元の友人と比較すると結構もらってました。
また「テレビ局=ブランド」なので、チヤホヤされます。
「テレビ局で働いている」というと「すごいねー」と言われることが多く、「テレビ局って社会的地位が高いな」と感じました。
その意識をこじらせている人もいるので注意しましょう。
テレビ局営業の悪いところ
テレビ局の悪い部分が下記の2つですね。
- 価値観が古い
- 体育会系
色々ありますが、この2つに集約されてます。
まず価値観・考え方がとにかく古いです。
昔のやり方を引きずり改革することなく仕事をしています。
聞くところによると「50年」は価値観が変わってないようです。
ぼくもたまに局時代の話をすると「それ昭和の話?」と驚かれることもしばしば。
「新しいものが好き・仕事を通じて改革したい」という人はテレビ局オススメしません。
また業界自体が体育会系です。
先輩のいうことは絶対服従で、後輩には自由はありません。
飲み会・接待の場でも「一気飲みしろ!」と強要されたら、逃げる手段はありません。
体育会系の人間関係が苦手な人は絶対入っちゃダメです。
下記の記事でより詳しく書いているので、気になる人は読んでください。
テレビ局営業に向いている人
ではぶっちゃけどういう人がテレビ局営業に向いているのでしょうか。
それは「ゴリゴリの体育会系でタフな人」ですね。
上記でも書きましたが、マスコミ・広告業界は超体育会系です。
仕事もハードで飲み会も連日続きます。
そんな環境で力を発揮できるので、すでに体育系で鍛えられたタフな人間だけです。
それ以外の人絶対に入っちゃダメですよ!
体育会系の人は面接で「自分の体力を生かして営業したいです!」といえば、かなり印象良くなると思います。
ぜひチャレンジしてみてください。
うまくいけば高所得・社会的地位が約束されます。
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