どーも!小太りです。
最近ウェブ上では「革新的なサービスだ!」といわれるものが複数リリースされ、「時代が変化している」ことを肌で体感しています。
特に盛り上がっているのは、VALU、CASH、Payday の3つで、みなさんも聞いたことはあるのではないでしょうか?
「どんなものなのかな?」と思って実際にVALUとCASHを使ってみました(Paydayはリリース前)
なので、今回はVALU、CASH、Payday について思うこと、実際に使ってみた感想を説明します!
「みんな騒いでいるけど、VALU、CASH、Paydayって実際どうなの?」と思っている人はぜひ参考にしてみてください。
目次
VALUはいいけど、CASHとPaydayはヤバくないか?
結論からいうと、3つのサービスの中でCASHとPaydayに関しては、使い方が要注意ですね。
下手な使い方をすると、借金を作りそうで恐いです。笑
あとで詳しく説明しますが、ざっくりとした概要は下記の通りです。
- VALU:個人の株を発行し、売買できるサービス
- CASH:ネット質屋
- Payday:給料を分割(日割り?)で受け取るサービス
VALUは3つの中では、色が異なります。
「個人を応援できるように」というコンセプトがあり、「ポジティブなサービスだな」という感想ですね。
実際にぼくでも、株を発行して、売買を通じて13,000円ほどの資金調達をしました。
しかし、CASHとPaydayは使い方によって大きく損失を出す可能性があり、特に「貧困層」ほどその傾向があるのではないかと思っています。
つまり、VALUはいいけど、CASHとPaydayは使い方を間違えるとヤバいよ!って話です。
VALUとは?

VALUとは、個人が株を発行して売買ができるサービスです。
「VALUに登録して株を発行する=個人が上場する」という感じですね。
まずVALUに登録して、審査が始まります。
審査が終わると「株価、発行数」が決定して、VALUの市場に売り出せます。
ちなみに、審査の際にはTwitterやFacebookのアカウント情報を送るので、「フォロワー数を見ているのでは?」ともいわれています。
そこからは実際の株と同じように、個人の間で売買が行われます。
主な使い方
VALUの主な使い方としては、個人(株を発行した側)の資金調達ですね。
売り手としてはメリットのあるサービスですが、買い手としては「どうなの?」って感じです。
株の売買では、下記の2通りの使い方があります。
- 投資:株を長期保有して、長い目で利益を出す
- 投機:株を短期売買して、短い期間で利益を出す
まず投資は「将来性」に期待して、株を購入する方法です。
「長い目で見て、成長してくれよな!」って感じで、まさに「応援」ですね。
次に投機は、「利益」を優先して、短期でも売買を繰り返します。
デイトレーダーが行っているのが、投機になります。
そして、VALU側が狙っているのは「投資」としての株の売買でしょう。
VALUがリリースされたばかりは、1日の取引回数が無制限で、投機が可能でした。
しかし数日経つと、1日の取引回数が制限されてしまい、投機ができなくなっています。
VALUの短期売買を繰り返して売り上げを作るというよりも、「個人を応援する」ために、VALUを買うという方法が狙っているようですね。
その他に、個人のクラウドファンディングのような使い方もできます。
高知にいるハヤシ君という大学生は、優待で地元の商品を出して、VALUの売買を行っています。

高知の有名な「どぶろく」というお酒を優待にして、クラウドファンディングでいうリターンとして使っています。
売り手側の使い方としては、上記で説明した通りです。
反対にVALUと買う側(買い手)としては、投機的な使い方もできないし、うまみがなさそうでした。
実際に使って12,000円の資金調達をした
「偉そうにいってるけど、小太りはどうなんだよ?」と思う人はいるでしょう。
ぼくは実際に使ってみて、12,000円の資金調達をしています。
下記は、調達したときの画像です。

VALUの売買はビットコインで行われます。
ビットコインは仮想通貨のことで、1BTC(ビットコイン)=約30万程度です。
なので、ぼくが調達した0.04ビットコインは、0.04×30万=12,000円程度ということですね。
VALUは無料で利用できるので、「だたで12,000円手に入った!」という感覚です。
これを資金として、何かに投資して資本を大きくしていくということもできますが、一旦置いてます。笑
何に使うかは、まだ決めていません。
売り手として、無料で資金調達ができるので、とりあえず使ってみることをオススメします!
ただ、売買にはビットコインの講座が必要になるので、事前に登録しておきましょう。
CASHとは?

キャッシュとは、ネット上で質屋が利用できるサービスです。
使い方としては、まず質に入れたいものブランドや、商品カテゴリーを選択します。
その後、商品の写真を撮影すると、すぐに値段がつきます。
↓こんな感じです。
CASH使ったら、ボロボロのバッグが1000円になった!
結構 査定額高いんじゃないかな? pic.twitter.com/JlEkfU8gE3— 小太り☀️夏フェスブロガー (@kobutoriniki) 2017年6月28日
そして、その時点でキャッシュ(現金)を受け取ることができます。
また商品を郵送してもないのに、すぐに現金が手に入るというスピード感が衝撃的です。
現金を受け取ったら、2ヶ月以内に現金を返すのか、商品を送るのかを決めて、取引が完了します。

注意したいのが、「キャッシュを返す」を選んだ場合、手数料が15%かかることです。
例えば、査定額20,000円の商品を質に出したとします。
その商品が「やっぱり必要」ということになり、商品ではなく、「キャッシュを返す」を選びました。
そうすると、商品を取り戻すのに20,000円×15%=3,000円の手数料がかかり、総額で23,000円必要になります。
この場合は3,000円の損失が出ていますね。
なので、使い方は間違えると、大きく損失を出してしまう可能性があるでしょう。
実際に使ってみた感想
ただ批判するだけではダサいので、実際に使ってみました。
いつも使っているボロボロのバックを査定して、1000円という結果になりました。
この金額はリサイクルショップに持っていくよりは、高いと思います。
しかも、写真を撮るだけでいいので、手間もかかりません。
「使っていないものを処分する」には、とても便利なアプリですね。
不用品の処分であれば、メルカリやジモティーなどのフリマアプリもありますが、時間と手間がかかります。
買い手が現れるまでの時間や、実際にやり取りをする手間、その他に振り込みまでのタイムラグもあるでしょう。
しかし、CASHは写真を撮って、すぐに振り込まれるので、とてもスピーディーですね。
使い方によっては危険
CASHは使い方によって、大きく異なるサービスでしょう。
上記で説明したように、不用品処分としてはとても優秀です。
特に「すぐに処分したい」「メルカリのようなやり取りをしたくない」という人にはオススメです。
しかし、「手元にお金が欲しい」という理由で、今後使う可能性があるものを質に出すのはオススメしません。
なぜなら、一度質に出した商品を取り戻すには、15%の手数料を払う必要があり、必ず損になるからです。
また「すぐにお金が欲しい」という計画性のない人が、2ヶ月以内に1.15倍の金額を支払えるのでしょうか?
ぼくがお金の計画性があまりないので、CASHは「不用品処分」としてしか使わないつもりです。
Paydayとは?

※2017/06/30現在、まだリリースされていません。公式サイトの情報を参考にしています。
Paydayは、まだ会社から受け取っていない「先の給料」を、前借り&分割で受け取ることのできるサービスです。
「すぐにお金が欲しい!」「給料日まで待てない」という人にとっては嬉しいのではないでしょうか?
使い方としては、給料日と平均月収を入力すれば、1日に受け取り可能な金額が算出されます。
受け取り自体は、月に3回まで可能で、次の給料日後支払いになるそうです。

ただの「前借り&分割」では利益が出ないので、返金のときに手数料がつくのではないでしょうか。
正直メリットが分からない
正直なことをいうと、ぼくはメリットがわかりません。
「お金が手元に欲しい!」「何か欲しいものがある!」という人にとってはいいサービスかもしれませんが、このサービスを使うメリットはあるのでしょうか?
昔、テキ屋で日雇いバイトをしたときに、「テキ屋は給料が分割払いで、月2回振り込まれる」という話を聞きました。
なぜなら、すぐに全額ギャンブルに使ってしまう人が多く、2回に分けて振り込まれることで、「お金がない」という状態を防ぐためだからです。
ぼくは、Paydayのリリースを見たときに、「これを使うのは、あのテキ屋の兄ちゃんみたいな層だな」と思いました。
先のことよりも「目の前の消費」を優先してしまうタイプが、Paydayを使うのではないでしょうか。
もしそうであれば、お金がない状態なのに、自分の所得を超えて大きく消費してしまう可能性があります。
気づけば手数料地獄で、返済ができないということもありそうですね。
新サービスによる人の分類
「VALU、CASH、Payday」の登場はネット上を賑わせています。
連日お祭り騒ぎのようになっていますが、新サービスへの反応は人それぞれでした。
どのサービスも賛否があり、激しく議論している人もいるほどです。笑
そして、新サービスの登場によって、「人間のタイプは4つに分かれる」ことも分析できました。
- 使いこなす人
- 実際にやってみる人
- とりあえず批判する人
- 傍観者
一番目立っているのは「新サービス」を使いこなしている人でしょう。
特にVALUであれば、イケダハヤトさんは使いこなしていますね。
大きく資金調達をしたり、自分のブログで取り上げたりと、ガンガンValuを使っています。
その他にまじまじパーティーのあんちゃさんも、記事を書いて、検索で上位にあげていました。
このあたりのスピード感はさすがですね。
新サービスの特徴を理解した上で、実際に使いこなす人がネット上のトッププレイヤーである感じがします。
次に価値があるのは、「実際にやってみる人」でしょう。
「よくわからないけれど、このサービス使ってみよう!」「おもしろそう!」とすぐにサービスを使用してみる人ですね。
このレイヤーにいる人は結構いて、特に有名なブロガーには多かったです。
「やっぱブログで成功している人は、即行動するな」って感じでしたね。
VALUが発表されたときに、プロブロガーの藤沢さんと一緒にいたのですが、すぐに使っていて記事を書いていました。
ぼくも「実際に使ってみる」ことは意識しており、VALUもCASHも実際に使っています。
最低でも「実際にやってみる」という層にいることは、今後生き延びていくのに必須の項目ではないでしょうか。
そして、新サービスが出ると必ず現れるのが「とりあえず批判する人」ですね。
まあこの辺の人は、害でしかありませんね。
冷静に分析した上での批評であればいいのですが、だた批判したい人は「新しいものへの拒絶」でしありません。
「昔のやり方しか認めん!」という老害野郎と同じですね。
この層にいる人は、自分が害であることを認めて、反省してください。
最後の「傍観者」に関しては特筆すべきことはありませんね。笑
自分の頭で考えよう
今回の新サービスのリリースラッシュで痛感したことは「自分の頭で考える」ことの重要性でした。
何か新しいものが生まれたときに「世の中が反対しているから」「有名な人が賛成しているから」と理由だけで、結論を出すと、非常に危ないです。
大事なのは、自分の頭で考えること、そして実際に試してみて「考えていたことと、実際の結果」にズレがないか検証することでしょう。
ぼくはCASHの使い方に関して「手数料地獄に陥いる可能性があって危険」という話をしました。
これは自分の頭で考えて、実際に使ってみた結果です。
周りの意見に流れたりせずに、自分で結論を出したので、非常に納得感があります。
しかし、一つ問題があって「ユーザーとしての視点」しか持ってなかったことです。
CASHやPaydayは「使い方を間違えると危険」ということをいいましたが、他の側面もありました。
それは評価経済やキャッシュレス化への準備段階として、返済能力のない人を炙り出すということです。
CASH、Payday、それに次ぐサービス群は、「こいつはカネをしっかり返すのか?」というシビアすぎる実績をスコアリングしていくのでしょう。
詳しくは、上記のリンクから記事を参照ください。
まとめ
今回は新サービス「VALU、CASH、Payday 」について思うことを説明しました。
まとめると、下記のようになります。
- CASHとPaydayは使い方に気をつけよう
- 新サービスを使うこなすのが、トッププレイヤー
- 新サービスが出たら、自分の頭で考えた上で、実際に使う
これからも、新しいテクノロジーが、世の中をドンドン変えていくでしょう。
そのときに重要なので、「自分の頭で考えて、使ってみる」ということですね。
批判しているだけの老害は、無視していきましょう!
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