どーも、フリーランス会社員の小太りです。
ネットを見ると「会社員VSフリーランス」の働き方論争が絶えません。もはや季節行事、紅白歌合戦。
「会社員はオワコン!フリーランスこそ至高!」
「フリーランスは不安定、会社員でも楽しく生きていける!」
「会社に勤めながら、複業すれば良くね?」
などいろんな意見が飛び交っています。
ぼくは「シフト自由・リモートワークOK」という「フリーランス的な働き方」をしている会社員です。
そして今まで「会社員・フリーランス・パラレルワーカー(会社員&複業)」という3つの働き方を経験しました。
全てのワークスタイルを経験したぼくは「働き方論争はマジで意味ない」と思っています。
なぜなら「個人で働き方への適性が異なるから、自分の最適解を見つけるしかない」からですね。
この記事を読んだ人は「働き方論争」に参加するのではなく、自分の「一番効率的な働き方」を見つけてください。
あと1社しか会社を経験してない人が「会社はクソ」というのは、一人しか女性と付き合ったことないのに「女はクソ」といっているのと同じで、クソダサいのでやめましょう。
目次
「最適な働き方は適性による」としか言えない
結論からいうと「絶対的に正解なワークスタイル」は存在しません。
なぜなら「個人の適性によって向いている働き方が異なる」からですね。
例えば、毎日同じ時間に同じ場所に行く(定時に出社する)のが苦手な人がいます。
そういう人は「定時・固定のオフィス」がある会社で働くのは難しく、すべて自由に決めることができる「フリーランス」という働き方が向いているでしょう。
もちろん、上記の例とは真逆の人もいます。
ちなみにぼくは自由に憧れてフリーランスになったのですが、自由すぎる&孤独という理由で、フリーランスを1年で辞めて就職しました。
このように「最高の働き方」は人によって違います。
なので、働き方について無駄に論争する暇があるなら「自分に最適の働き方とは?」と考える方が生産的でしょう。
会社員がディスられるのは「商売」のため

ネットでは基本的に「フリーランスが会社員をディスる」ことが多いですね。
なぜかというと、その方が商売しやすいからです。
フリーランスは常に市場に晒されており、仕事がなくなると「明日を生きるお金」を稼ぐことができません。
競合の多い市場で仕事を獲得するなら、目立つのが手っ取り早い。
ネットという情報の海の中で目立つには「偏った物語を一貫して主張する」ことが最適なんです。
そして、フリーランスが語りやすい物語は「会社員ディス」ですね。
会社員は日本で大多数(全体の9割)を占めており、だいたいの人は自分の働き方に不満を抱えています。
フリーランスはまだまだ少数派で、会社員から見れば「ステキな働き方」でしょう。
会社員が多い「日本という社会」で、簡単に目立つことができますね(ポジションが取りやすい)。
このあたりの話は『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』を読むとよく分かります⬇︎
会社員に向いてない人がフリーランスで成功する
ぼくはいろんなフリーランスの方にお会いしてきました。
フリーランスとして成功している(ここでは稼いでいる&ネットで知名度があると定義)人は、尖った個性を持った人が多いと思います。
「組織で協調性を持って働くのは合わないだろうな」という人もいました(良いor悪いではなく適性として)。
実際に「学校や会社で馴染めなかった悔しい思いがあるから、社会を変えたい」と言っている方もいましたね。
そういう人ほど尖った個性を持っており、人の心を揺さぶるようなコンテンツを作るのが上手かったりします。
そのアーティスト性の高さを持っているからこそ「自分を偽って周りに合わせるのは絶対無理!」という感じではないでしょうか?
会社員は「コミュニケーション能力」だけでいい
ぼくは体質の古い企業で働いた経験もありますが、ぶっちゃけ会社では「一定のコミュニケーション能力」さえあれば生きていけます。
日本の会社では従業員をクビにすることが難しく、1回入ってしまえば「安息の地」であるといえるでしょう。
特に専門的なスキルを求められてない限り、協調性をもって最低限の仕事をすれば、余裕で働けますよね。
もちろん、高い志を持って会社員としてバリバリ働いている方もいると思います。
会社は「個人がビジョンを持って作ったもの」じゃないのか?

ぼくはネットで「会社員&会社」がディスられている度に、ちょっと悲しい気持ちになります。笑
そもそも会社というのは「個人がビジョンを持って作った組織」ですよね。
ぼくは従業員が2人の小さいWebベンチャー会社で働いて、1年近く経ちました。
社長は常にビジョンを持って、自分のビジネスで「社会を良くしよう」と意気込んでいます(違ったらすいませんw)。
実際に事業を大きくしてお金を稼ぎ、その稼ぎで多くの雇用を生み出しています。
そして、その雇用があるから生きていける人もたくさんいる!これって凄いことじゃないですかね?
以前テレビ局だったときは「会社って辛いとこだな」と思っていたのですが、今は「会社って凄くね?」を感じるようになりました。
会社が社会に与える「良い影響」や、個人の熱いビジョンや想いが「会社&会社員はオワコン」で片付けられるのは悲しいですよね。
プロゲーマー&プロブロガーであるキャプテンジャックさんのツイートが参考になります。
ちょっとうまいこといったフリーランスが急にイキってサラリーマンと対比してディスることありますけど、無意味に敵を作るのは良くないですねぇ!
フリーランスが成功し事業拡大を実現した先にあるのはチームや組織であって、その形態の一つが会社です。(続く)
— CaptainJack@CJ社長 (@CaptainJacksan) 2018年8月25日
フリーランスに仕事を発注したりASPを運営したり商品やサービスの開発を行なっているのは企業であり会社員であるという点、これに至ってはあえて言及するのも野暮なほど当然の話であって、この発想に至れずイキリ出したとしたら相当カッコ悪いので謙虚にいきましょうねぇ!オッケーイ!o(*・ω・*)ノ゙
— CaptainJack@CJ社長 (@CaptainJacksan) 2018年8月25日
「フリーランス会社員」という働き方ができる

多くの会社は勤務時間&勤務場所が固定されており、それを苦しく感じる人もいるでしょう。
しかし「会社を選ぶこと」を怠らなければ、会社員でも自由に働くことは可能です。
例えば、完全シフト自由&フルリモートOKという会社に就職すると「自由な働き方」が実現できますよね?
サイボウズ、Yahoo!(ヤフー)など「働き方」を柔軟にしている会社はたくさんあります。
会社員ディスの対象になる「満員電車・強制転勤・効率の悪い働き方」なども、会社を選ぶことで解決できます。
つまりフリーランスの人たちが勧める「自由な働き方」は会社員であっても実現可能ということ!
フリーランス会社員「小太り」のワークスタイル
ぼくは会社員ですが、かなり「フリーランス」に近い働き方をしています。
- シフト自由
- リモートワークOK
- 自分の給料を提案できる
- 好きなことを仕事にできる(事業提案)
- 仕事の外注化ができる(業務委託で仕事を依頼)
- 働き方の改善ができる(ワークスタイルの提案可能)
など、上記のことが全て可能です。
フリーランスのメリットとしてあげられるような「働き方」は会社員でも実現できる!
今は週3〜4日で働いており、休みの日は「複業ブロガー」としてブログを書いています。
ブログは月20万ぐらいの収益を上げるようになり、個人事業主(フリーランス)としても活動しています。
「フリーランス的な働き方」を会社員で実現をしているし、実際にフリーランスとしても本業と同じぐらいの売り上げを作っています。
まとめ:無駄な論争やめて「自分の最適解」を探しませんか?
本記事ではネットでよく見る「会社員VSフリーランス」の働き方論争に嫌気がさして、自分の意見を述べました。
まとめると「個人で働き方への適性が異なるから、自分の最適解を見つけましょう」としかいえません。
無駄に議論する暇があれば「どうすれば自分の幸福度があがるのか?そのためにどんな働き方が1番か?」を模索した方が生産的ですよね。
フリーランスの方が「会社員ディス&フリーランスマンセー!」するのは
- 市場で自分のPVを上げるため
- 商売しやすいから
- ポジションを確立するため
という理由があります(もちろん心の底から思っている人もいると思います)。
なので会社員の方は「なにくそ!!!」と怒らずに「生きていくためなのね・・」と穏やかになりましょう。
フリーランスの方のいうことも分かるけど、世の中には色んな会社があって、クソな会社もあればステキな会社もあるんですよ〜!
みんな、人のことは気にせず「自分がハッピーになる働き方」を目指した方が幸福度あがります。
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