どーも!「やりたいこと」がない小太りです。
最近「好きなことを仕事にする」という生き方が注目浴びたり、「熱中するものを見つけよう!」という声をよく聞きます。
しかし、やりたいことがない人や熱中するものがない人はどうすればいいのでしょうか?
好きなことを仕事している人たちも「どうやって好きなことを見つければいいのか」まで丁寧に説明してくれません。
そこで、適性診断・自己分析のプロに「どうやってやりたいことを見つければいいのか?」を聞いてきました。
この記事は「自己分析でやりたいことを見つける」連載企画の2記事目になります。
前回は「自分の欲望(したいこと)」を7つリストアップすることで、他人の目を一切排除して「自分がなにをしたいのか?」に近づきました。
今回は「自分の欲望リスト」を使って、自分の価値をあげる方法を教えてもらいました。
では、詳しくみていきましょう。
目次
自己分析で「やりたいこと」を見つける企画

上記でも説明しましたが、この記事は「やりたいことのないぼくが、自己分析のプロと一緒に”やりたいことを見つける”」という連載企画になります。
前回の記事では、下記のようなことが分かりました。
- やりたいことがない人は「自己分析」をヒントに、やりたいことを見つけ出すことができる
- 自分が「カフェ・会議室・アトリエ・コンサート会場」のどこが好きか考える(適性を考える)
- 親や世間の「良いとされている人生(他人の物語)」を生きている人が多い
- やりたいことがない人は「自分の欲望」を正直に出してみる
詳しくは下記のリンクからどうぞ。
【自分の物語を取り戻そう】「やりたいことがない」小太りが”適性診断のプロ”に相談してみた!
今回は「自分のしたいこと」を正直にリストアップした「欲望リスト」を使って、自分の価値を生み出していきます。
欲望リストを「自分の価値」に転換しよう

ー前回欲望リストを出しましたが、これがどうなるんですか?
高:欲望リストは自分を知るためのツール(鏡のようなもの)だと考えください。このリストを「自分の価値」に転換していきましょう。
自分の欲望を詳しく理解すれば、それを自分の価値に転換することができます。
例えば欲望リストは「原石」のようなもので、それを自分でピカピカに磨いて輝かせることで、価値が生まれます。
ーどうやって欲望リストを価値に転換するんですか?
高:欲望リストに優先順位をつけて、上位の願望を分析します。
その分析した項目を用いて、どういう価値を生み出せるのか考ます。
ちょっと抽象的で分かりにくいと思うので、実際にやってみましょうか!
欲望リストから「上位3つだけ」選ぶ

高:まずこのリストの中から上位3つだけを選びます。
「自分の価値になりそうなもの」「どうしても叶えたいもの」をじっくり選んでください。
そうすることが欲望を価値に転換するための最初にステップになります。
小太りのリスト
- めっちゃ可愛い彼女を作る
- イケメンになる
- 毎日ゆっくり寝る
- めっちゃしゃべるのうまくなる
- 対人関係で最強になる(人を動かす)
- 好きな本を好きなだけ読む→好きな人と一緒にいる
- 面倒なこと・いやなことを一切しない
ーう〜ん、この3つですかね
上位の欲望リスト
- 対人関係で最強になる(人を動かす)
- 面倒なことを一切しない
- 常に好きな人といる
高:わかりました。
ちなみに②の面倒なこと、いやなことをしないというのは具体的にいうと?
ーそうですね。苦手な人と一緒にいることや、緊張状態にいることですね
上位のリストを分析する

高:では上位のリストを分析しましょう。
小太りさん、全てが対人関係でできているのは気づいてますか?
ーうお!全部人間関係ですね!笑
高:小太りさんは「好きな人と一緒にいて、嫌いな人と一緒にいないこと」が達成できれば、完全に幸せということになります。
人間関係をうまく形成するには「信頼を与える」ということが大事になりますね。
あと、「好き嫌い」が判断基準なのは課題だと思います。ここはもっと成長できますよ。笑
ーそうですね。笑
高:自分の対人関係の点数はどれぐらい?
ー45点です。自分は友達を作るのは得意なんですが、信頼を与えたりビジネスに転換するのが苦手です。
高:意外と低いですね。私から見ると、もっと高く感じます。80点ぐらいあるんじゃないでしょうか?
今回のポイントは、その自尊心の低さ、自信のなさを埋めていくことですね。
どこかで人間関係でうまくいかなくて、トラウマになっていることがあるんじゃないですか?
ー正直、あまり人に信頼を与えるようなことをしていないです。
あと、テレビ局のときの上下の厳しさや、自分が出せない環境でうまく人間関係を構成できなったことがトラウマになっています。
高:そうなんですね。では「信頼を与える」ということをテーマにして、小太りさんがうまく人間関係を築けるようにレッスンしていきましょう。
「人間関係」に月の収入の5%を投資してみる

高:キーワードは「信頼」です。
自分の自尊心を高めるために、欲望リストの上位3つにお金をかけてみましょう!
ーお金!投資ですね。
高:具体的には月収の5%を欲望リストの上位3つに使ってください。
コブさんの場合は、全て人間関係に関するものなので、人との関係を良くするためにお金を使いましょう。
ー毎月1.5万を人に使う計算になります。笑 これってどういう効果があるんですか?
高:お金は価値を生み出すことのできるツールです。人間関係にお金を投資することで、人間関係を円滑にしたり、もっと仲を深めることができます。
先ほど「人に信頼を与えていない」という言葉が出てきましたが、その悩みを解決することも可能ですね。
自分が「大事にしたい、仲良くなりたい」と思う人に対して、お金を使うことで、相手も「自分に価値があると思ってくれている」と感じると思います。
そうすることで、お互いに関係を深めることができますね。
人にお金を使うんですが、自尊感情が芽生える行為です。
ー人間関係にお金を投資して、関係を深めて、自分の自尊感をアップさせるということですね。まさに一石二鳥!
高:できれば、投資した金額の内訳をぼくに教えてください。誰にどれぐらいの金額を使ったのか?というをメモしておいてくださいね。
まとめ:欲望リストを「自分の価値」に転換しよう
今回は「自分の欲望のリスト」を価値に転換するための方法について教えてもらいました。
まとめると、下記の通りです。
- 自分の欲望を7つ出す(他人の目を一切排除して)
- 上位3つの欲望を選ぶ(自分の価値になるものを)
- 上位3つの欲望の共通点を探す
- その共有点にお金を投資する(目安:月収の5%)
欲望リストを価値に転換する方法はとても簡単で、この4つの工程はそこまで時間もかかりません。
ぼくの場合は、上位の欲望が「人間関係」に関するものだったので、月収の5%を「人に使う」ことになりました。
「やりたいことがない」「熱中するものを見つけたい」という人は、上記と同じことをやってみてはどうでしょうか?
次回は「人間関係にお金を投資してどうなったか?」です。(3月末公開予定)
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