ベンチャー転職はリスクだらけ?経験者が解説!

どーも小太りです。

ぼく新卒で入社したテレビ局から、ITベンチャーに転職しました。

転職する前は

「ITベンチャーって働きやすいの?」
「転職したのに前職の方が条件良かったらどうしよう」
「ITベンチャーって独特の雰囲気があって、馴染めるのかな?」

など、さまざまな不安を感じていました。

ただ実際にITベンチャーに転職すると、転職前に考えていた”不安・リスク”は一切なく、とても働きやすかったです。

そこで本記事では「ベンチャー企業に転職したいけど、リスクがあって不安」という人向けに、ぼくの実体験を交えつつ説明します。

結論からいうと、ベンチャー転職でよくいわれる「リスク」は、事前に会社を調べることで避けることができます

ベンチャー転職のリスクは避けることができる

ベンチャー転職では「リスクが多い」と言われます。

  • 入社前のイメージと実際が異なる
  • 給料が下がる
  • 自分のスキルが伸びない


などがメジャーですが、実際にベンチャー転職したぼくとしては「事前に調べればリスクは下げられるし、普通の転職も同様でしょ」と思ってます。笑

もちろんベンチャーは小規模であったり、メインの事業が少なかったりと「大手企業に比べるとギャンブルのように感じる」こともあるかもしれません。

しかし、実際には大手企業が倒産することもあり、ベンチャーとか大手とかそこまで関係はないです。

ベンチャーの転職で「リスク」といわれるものは、転職先の企業を調べるだけで回避できるケースが多いです。

ぼくは小規模なITベンチャーに転職しましたが、事前にネットで調べたり入社前に業務委託で働いたりと「準備をしてリスクを下げる行動」を取ったため、入社後に「失敗した」と感じることはありませんでした。

ベンチャー転職の「リスク」と実体験について

下記のでは「ベンチャー転職であげられるリスク」について、ぼくの実体験と共に説明していきます。

  1. 入社前のイメージと違う
  2. スキルが伸びない
  3. 事業の拡大スピードについていけない
  4. 給料が大幅に下がる
  5. ルールが整備されてない


一般的に「ベンチャー転職のリスク」と呼ばれるのは上記の5つでしょう。

①入社前のイメージと違う

「いやいや、これベンチャーに限ったことじゃないし、事前に調べようぜ」としか思いません。笑

ベンチャーって「仕事にやりがいがあって、熱量の高いメンバーと一緒に働くことができる!」というイメージが多いです。

ただひとくくりにベンチャーといっても、いろんな会社があるし、働き方なんてその会社によって大きく異なります。

よくあるパターンとしては「社長や幹部は熱量を持っているが、その下は普通に働いているだけ」なんてこともありますね。

ぼくの転職したITベンチャーに関しては、入社前のイメージとのギャップはありませんでした。

なぜならネットを使って「働き方・取り組んでいる事業・今後の事業展開」などをくまなくチェックして、雰囲気やビジョンを理解していたからですね。

「入社前のイメージとのギャップがある」という事態は、入念に調べておけば避けることができるでしょう。

②スキルが伸びない

ベンチャーに転職する人で「自分のスキルアップ」を期待している人は多いでしょう。

ベンチャーでバリバリ働く→スキルがアップする→自分のビジネス的な価値が高くなる、という良い循環ですね。

スキルアップを求めてベンチャーに転職したのに、スキルアップできないと「転職した意味ない・・」という悲しいことになってしまいます。

この「スキルが伸びない」というリスクを避けるには、「事前に仕事内容を把握しておく」ことが重要です。

例えばプログラミング系のスキルを伸ばしたいなら、プログラミングを担当業務にできる会社を選ぶとかですね。

ただベンチャーの場合は小規模で経営しているケースも多く、「ひとりが複数の役割を担当する」こともあります。

気づいたら自分の希望の仕事以外をやっている」こともありえるので、事前に業務内容をしっかり確認しておきましょう。

③事業の拡大スピードについていけない

ベンチャーは事業が急成長して「求められる仕事の結果」が高くなることがあります。

例えば、入社したときはゆったり働いていたのに、事業拡大につきハードワークをするようになったとか。

ぼくの転職したITベンチャーも事業拡大のタイミングがあり、仕事内容や求められる基準値が高くなったことがありました。

ベンチャーには「会社の段階」があるので、自分のスキルが発揮できるタイミングで入社することをオススメします。

今後の事業展開や現在の事業規模をチェックしつつ「自分が活躍できるのか?」を冷静に判断しましょう。

④給料が大幅に下がる

「ベンチャーに転職したら給料が大幅に下がった」という話をよく耳にするため、「ベンチャー=薄給」というイメージを持っている人がいるかもしれません。

ただ転職によって給料が下がるのはベンチャーに限ったことではなく、全ての会社に可能性があります。

会社からもらえる給料というのは「自分の価値・スキル・成果」に基づいて決まっているため、転職した所でそこまで大きい差は生まれません。

ちなみぼくの場合はテレビ局からベンチャーに転職して、給料はほぼ下がりませんでした。

「どうしても給料は下げたくない」という場合は、転職前の段階でしっかりと交渉しておきましょう。

ベンチャーの場合は「自分の成果が会社の売り上げに直結する」ことが多いので、成果さえ出せるなら給料は高くできますよ。

⑤ルールが整備されてない

ベンチャーは新設の会社も多いため「福利厚生や就業規則が整ってない」というケースもあります。

ぼくが転職したITベンチャーも起業して3年目程度だったので、かっちりとして就業規則はありませんでした。

「就業規則がないと、労働者の権利が守れないんじゃないの!?」と不安に思う人もいるでしょう。

ベンチャーの「ルールが整備されてない」は「悪意があってルールを作ってない」のではなく、単純にルールを作る前だからです。

実際に働いて「ここをこうした方がいいよね」というポイントがあれば、どんどん規則に盛り込まれていきます。

つまり「ルールは整備されてないけど、自分たちで働きやすいルールを作っていける環境」なんですね。

ぼくが転職したITベンチャーでも月に1回「働きやすいルールを作る時間」があり、各自がアイデアを出して、いい意見があれば採用されていました。

ベンチャー転職のリスクを避ける4つの方法

「ベンチャーの転職リスクがそこまでないのは分かったけど、できる限りリスク回避する方法を教えて欲しい」という人もいるでしょう。

そこで下記では実際にベンチャー転職を経験したぼくが「リスクを避ける方法」を説明します。

  1. 会社のフェーズを確認する
  2. 会社の文化を入念に見ておく
  3. 業務委託で一度仕事をしてみる
  4. 転職のプロに協力してもらう


では詳しくみていきましょう。

①会社のフェーズを確認する

ベンチャー企業には「成長段階」があります。ポケモンでいう「ゼニガメ→カメール→カメックス」みたいなものですね。

  1. シード(立ち上げ)
  2. アーリー(ビジネスモデル検証)
  3. ミドル(ビジネスの認知拡大)
  4. レイター(ビジネスの継続&拡大)


シートやアーリーでは「失敗する可能性も高いビジネス」を実験的に試しています。

この段階では大きい利益は出ておらず「当たるかもしれないし、失敗するかもしれない」という段階ですね。

ビジネスが徐々に当たり始めると「ミドル・レイター」に移行して、ビジネスの拡大が最優先事項になります。

このミドル・レイター段階は比較的安定しており、ベンチャー→大手企業への移行段階ともいるでしょう。

自分が転職する会社は「どの段階に当たるのか?」を確認してください。

例えばバリバリ働きたい人にとってはシード・アーリー期のベンチャーがオススメです。

自分のスキルアップ・理想の働き方が実現できるフェーズを選びましょう。

②会社の文化を入念に見ておく

ベンチャーは従業員が少なく、社長の思想に基づいて会社運営されていることが多いため、会社独自の文化が色濃く出ています。

社長が「世の中をこう変えたいんだ!」という思いがあり、それに基づいて事業を作り、その思いに共感した人が働いています。

なので会社の文化に合わないと、とても働きづらいでしょう。ベンチャーでよくいわれる「カルチャーフィット」というものですね。

ぼくの場合はそこまで文化の強い会社ではなかったので、違和感を感じることもなく、快適に働いていました。

これが「会社のビジョンを実現するためにバリバリ働くぜ!」というベンチャーだったら、すぐに辞めていたと思います。

それぐらい「会社の文化に合うかどうか?」は大事な要素なので、しっかりと確認しておきましょう。

③業務委託で一度仕事をしてみる

本業がある方は難しいかもしれないですが、業務委託ベースで一度仕事してみると会社のことがよく分かります。

カップルが結婚する前に同棲するようなものですね。

ぼくはITベンチャーに入社する前に3ヶ月ほど業務委託で働かせもらいました。

そこで「どんな働き方か?雰囲気はどうか?」を身をもって体感することができ「この会社なら大丈夫そうだ」と転職に踏み切ることができました。

ベンチャーは人手不足のため業務委託で仕事を依頼していることも多く、自分に余裕があれば「業務委託で仕事して試してみる」という方法がオススメです。

④転職のプロに協力してもらう

転職は情報戦なので、ひとりで戦うと失敗します。

この記事を読んでいる人は「なるべくリスクを避けて、転職を成功させたい」と考えている人が多いのではないでしょうか?

一番効果的にリスクを避ける方法は「転職のプロに手伝ってもらう」ことですね。

具体的には転職エージェントを活用することがオススメです。

転職エージェントは無料で使える上に、下記のようなメリットがあります。

  • 面倒な転職作業を代わりにやってくれる
  • 転職のプロからアドバイスをもらえる
  • 面接対策もしてくれる
  • 非公開求人を紹介してくれる


もはや「使わないと損」というレベルなので、ぜひ活用してみてください。

 

 

まとめ

本記事では実際にITベンチャーに転職したぼくが「ベンチャー転職のリスク・回避する方法」について説明しました。

実際に転職してみて、ベンチャー転職で「リスク」と言われることは「事前に準備すれば避けることができる」と分かりました。

具体的に下記の方法で事前準備をするのがオススメです!

  • 面倒な転職作業を代わりにやってくれる
  • 転職のプロからアドバイスをもらえる
  • 面接対策もしてくれる
  • 非公開求人を紹介してくれる


ベンチャーはいい企業を見つけることができれば、スキルアップに繋がるので、ぜひチャレンジしてみてください。

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